みんなの身近にある
サステナブルアクション。
マイバッグ、マイボトルなど手軽なものから、フードロスの削減やシェアリングエコノミー、置き配の拡充、省エネ家電、アップサイクルのファッションやジュエリーなど、私たちが何かを「選ぶ」とき、サステナブルな選択肢が増えてきた。
数年前よりも無意識のうちに「少しでも環境にいいものを」と考えている人は増えているはず。
消費電力の少ないエアコンや冷蔵庫などの家電、LED電気を選ぶことは、発電の過程で出るCO2排出量を減らせるだけでなく、電気代の節約にもつながり経済的。
物を大切にすることも大事だけれど、家電に限っては最新のエコタイプを選ぶのが得策だ。
経済産業省資源エネルギー庁のHPによれば、たとえば冷蔵庫なら10年前の製品と比べると約40〜47%、LEDランプは一般電球と比べると約86%の省エネになっているという。
マイバッグ、マイボトル、マイストローなど繰り返し使える物を選ぶことはもちろん、捨てられるはずの端材で作られたジュエリーや、リメイクした古着、フェアトレードコーヒー、地産地消のレストランなど、ファッションやグルメを楽しむ上でもサステナブルな選択肢が増えている。
そのほか、フリマアプリの活用も「物を使い続ける」ポジティブなアクションの一つだ。
直感で「いいな」と思った商品が、社会や環境のためを思った物だと気持ちがいい。
オンラインショッピングやお取り寄せはコロナ禍でさらに加速したけれど、同時に「置き配」システムも浸透してきた。
配達にかかるエネルギーの削減や、配達員の労働環境改善といったさまざまなメリットがある。
出かけるときには、シェアサイクルやカーシェアなどシェアモビリティを上手に使いたい。家の中でも外でも、どんな時でも「サステナブルな選択」が求められる時代なのだ。