積水化学工業の『サステナブルなまちづくり』が第30回「地球環境大賞」の国土交通大臣賞を受賞 積水化学工業の『サステナブルなまちづくり』が第30回「地球環境大賞」の国土交通大臣賞を受賞

このたび積水化学工業株式会社は、
設計・開発・運営まで自社でトータルに対応する
『サステナブルなまちづくり』の
取り組みや実績が評価され、
第30回「地球環境大賞」において
「国土交通大臣賞」を受賞しました。
第28回から3回連続の受賞です。

「サステナブルなまちづくり」
プロジェクトを始動 ~設計・開発・運営まで、自社でトータルに対応~

当社は、SDGs達成・社会課題の解決に向けて、
グループ内の環境貢献技術を結集したまちづくりプロジェクトを始動しました。
その第一弾として、2015年に閉鎖した当社の工場跡地を利用して、
地下インフラを含めた課題解決型の「サステナブルなまち」(「あさかリードタウン」=埼玉県朝霞市)を開発。
環境問題への対策、自然災害へのレジリエンス強化をはじめ、
少子高齢化や地域過疎化に伴う社会問題へも対応しています。さらに、自社グループでまちの運営まで行います。
タウンコンセプト(安心・快適・便利でサステナブルなまち)に基づいた統合的なタウンマネジメントと、
住民の声を取り入れてまちをアップデートする仕組みにより、
開発時のコンセプトの維持・向上を推進していきます。

当社は、このサステナブルなまちづくりを日本全国へ展開し、
環境貢献・社会貢献を全国規模で拡大していく考えです。

地球環境大賞とは

「地球環境大賞」は1992年、「産業の発展と地球環境との共生」を目指し、
産業界を対象とする顕彰制度として、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン
(WWF ジャパン、名誉総裁:秋篠宮皇嗣殿下)の特別協力を得て創設。
地球温暖化防止や循環型社会の実現に寄与する新技術・新製品の開発、
環境保全活動・事業の促進や、21世紀の社会システムの探求、
地球環境に対する保全意識の一段の向上を目的としています。

7つの審査基準 以下7つの視点から審議され、
各受賞者が選定されました。

  1. 経済の発展と地球環境との
    共生に寄与している
  2. 持続可能な社会の実現に向けて
    高い環境理念や行動計画を有し、
    SDGs達成に向けて取り組んでいる
  3. 独創性、先導性がある
  4. 模範となり得る先進的な活動で
    地球規模の環境保全に貢献している
  5. 技術・製品開発で顕著な
    環境改善効果が期待できる
  6. 産学官の連携異業種間
    クラスター化などで主導力を発揮している
  7. 地域や社会との環境コミュニケーションの
    構築に積極的な役割を果たしている

受賞内容の概要

第30回「地球環境大賞」受賞者 第30回「地球環境大賞」受賞者

地球環境大賞 積水ハウス株式会社
経済産業大臣賞 九州電力株式会社・九州電力送配電株式会社
環境大臣賞 兼松サステック株式会社
文部科学大臣賞 青森県立名久井農業高等学校
国土交通大臣賞 積水化学工業株式会社「サステナブルなまちづくり」
プロジェクトを始動
~設計・開発・運営まで、自社で
トータルに対応~
農林水産大臣賞 静岡市森林環境アドプト実行委員会
日本経済団体連合会会長賞 東レ株式会社
フジサンケイグループ賞 旭化成株式会社
奨励賞 イオン株式会社
奨励賞 東芝三菱電機産業システム株式会社