セキスイハイムの特長
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積水化学工業株式会社 住宅カンパニー(プレジデント:髙下貞二)は、第7回キッズデザイン賞(主催:特定非営利活動法人キッズデザイン協議会 )において、【子どものための「キレイな空気と暮らす健康補助住宅※ドクターズ・エアーモデル」】(以下、【子どものための「ドクターズ・エアーモデル」】)で応募、キッズデザイン賞を受賞しました。
キッズデザイン賞は、「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」そして「子どもたちを産み育てやすいデザイン」というキッズデザインのミッションを実現し、普及するための顕彰制度です。乳幼児用品や玩具などの子ども向けの製品・サービスに限らず、子どもに対する配慮がなされた良質な商品や施設、プログラム、調査研究活動などにも与えられ、受賞作品には、「キッズデザインマーク」の使用が認められます。
「ドクターズ・エアーモデル」は、2013年「第7回キッズデザイン賞」の子ども視点の安全安心デザイン・子ども部門において、子ども(0~15歳)を直接の対象とする製品、施設、サービスにおいて安全に配慮されたものとして戸建住宅商品で唯一受賞しました。
子どものための「キレイな空気と暮らす健康補助住宅 ドクターズ・エアーモデル」
(1)花粉や大気汚染微粒子の侵入を業界最高レベルで抑制する「高性能フィルター」標準搭載
(2)家じゅうの温度差を抑制する「全室空調」を標準化
(3)停電時の暮らしをサポートし、健康リスクを抑える「太陽光発電&蓄電システム」
(4)子育て世代に対応した「健康サポート仕様パッケージ」
昨今、不安と関心が高まりつつある“空気の質”と冬場、体調不良の原因となりうる家じゅうの“温度差”に着目。“身体の小さな子ども”と“子育てをする母親”双方の目線で「家の中では、できるだけストレスを抑える」という発想の住まいを考えました。
まず、“空気の質”について、花粉・PM2.5・黄砂・排気ガス(NO2)・ハウスダストなどの健康に影響を及ぼす恐れのある物質は、家の中では床付近にたまりがちなため、背の低い子どもが吸い込みやすくなります。さらに、大人に比べて免疫機能の未熟な子どもは有害物質に過剰反応し、呼吸器系などの障害が重症化しやすいとされています。
また、健康上のリスクとなるのが家の中の温度差であり、特に行動エリアが床に近い赤ちゃんにとって、室内の“上下温度差”は大人が考えているよりも大きく、冬場は床からの冷えを全身で感じ、体調を崩す原因にもなります。一方で、子育て中の母親は夜中の授乳や赤ちゃんの入浴時などに感じる身体の冷えも大きな負担になります。
以上のことを踏まえて、清浄化した空気を家じゅうに循環させる「換気システム」と室内の上下温度差を抑える「全室空調システム」を備え、家全体で子どもを健やかに育てる環境を整えました。
【子どものための「ドクターズ・エアーモデル」】では、高性能フィルター一体型の第一種換気システムを装備した「快適エアリー」「空気工房」を標準仕様にしました。換気システム内の大型フィルターBOXに3層構造のフィルターを組み込んでおり、花粉では99.9%以上、「PM2.5」については2.5μmの粒子であれば99.9%、0.2μmの粒子でも80.2%以上を捕集可能で※、換気による室内への汚染物質侵入を抑制します。さらに建物の気密性能も高めており、家全体で室内への汚染物質の侵入リスクに備えます。
※詳細は下記「粒子捕集率」参照
※1:フィルターのメンテナンスは2、3ヵ月に1度、プレフィルターに掃除機をかけるだけです。除塵フィルター、NO2フィルターは性能確保するために5年1度の交換が必要(有償)です。
※2:大気塵10μm以上(花粉粒径)での計数抱による捕集率測定結果(東レ㈱調べ)。窓の開閉や衣服に付着して室内に進入する花粉は対象となりません。また本システムは花粉症の治療や改善を目的としたものではありません。
※3:環境省データにより黄砂粒径からの推定値(当社調べ)。
※4:試験室内での除去率測定結果(東レ㈱調べ)
予想をしているより、大きくなりがちな室内の上下温度差。大人に取っては「足元の冷え」でも、赤ちゃんや小さい子どもは全身でその冷たさを感じています。【子どものための「ドクターズ・エアーモデル」】では、「次世代省エネ基準」で設けられていた指標を大きく超える断熱・気密性能を実現するとともに、「全室空調」※を標準化。
さらに、冷暖房された空気の流れを「快適エアリー」「空気工房」がコントロールすることで、室内の上下温度差や居室だけでなく、非居室(廊下•階段•洗面室•トイレなど)も含めた住まい全体の温度差を季節や時間帯にかかわらず小さくすることを可能にしています。
※「全室空調」について:ハイムシリーズ(快適エアリー)では冷暖房・除湿ユニットが床下設置のみとなる場合もあります。その場合2階はセキスイ手配の一般エアコンを標準搭載します。グランツーユー(空気工房)では一般エアコンなど地域に合った空調機を標準搭載(集中コントロール機能がついた「空気工房プラス」もあり)します。また、標準となる「全室空調」の対象は入居時のご家族構成に合わせた居室のみとなり、不在室(子供ができる前の子供室など)は含みません。
2011年3月の東日本大震災では、大規模停電による生活環境の悪化などによって、震災直後から体調を崩した方が多く発生しました。特に乳幼児は生活環境の悪化などが特に健康上のリスクに直結し、体調を崩したときは、周りのご家族の心労増加にもつながります。
そのため【子どものための「ドクターズ・エアーモデル」】では、太陽光発電地と蓄電システムを備えた「進・スマートハイム」を標準仕様に。停電時には蓄電池から速やかに自動で電力供給ができ、また日中は太陽光発電で作った電力を活用し、余った電力は蓄電池に充電しておくことで夜間も電力を使用することが可能に。非常時でも可能な限り日常に近い生活をおくることができる備えによってご家族に安心を提供します。
上記の仕様に加え、健康面のリスクに対して住まいが対応可能な仕様をパッケージ化しています。