• 住宅・住まいウェブ
  • 提携住宅ローンのご紹介
  • 優良ストック住宅 スムストック
  • 住宅産業協議会
  • 環境共生住宅推進協議会
  • プレハブ建築協会

プレスリリース

プレスリリース一覧へ戻る

70th

― 寄棟タイプの屋根に大容量太陽光パネルを搭載!―
積水化学工業創立70周年記念商品『スマートパワーステーションGR』を発売

  • 新開発の「スマートGルーフ」で寄棟タイプの屋根でも大容量の太陽光パネルが搭載可能に
  • 躯体と開口部の断熱性能強化によりZEH対応仕様を標準化
  • より幅広い外観・空間デザインを提案可能に

2017年7月6日
積水化学工業株式会社

積水化学工業株式会社の創立70周年を記念し、住宅カンパニー(プレジデント:関口俊一)は、鉄骨系住宅の新商品『スマートパワーステーションGR』を、7月28日(金)より全国で販売開始します(北海道、沖縄および多雪地域※1を除く)

『スマートパワーステーションGR』は、今年1月に発売した「スマートパワーステーション“100%Edition”」※2に続くエネルギー自給自足100%が実現可能な商品の第二弾です。

『スマートパワーステーションGR』の特長

『スマートパワーステーションGR』は、鉄骨系の寄棟タイプ屋根の商品としては1996年発売の「ワルツ」上市以来、21年ぶりの新商品です。新たに開発した「スマートGルーフ」(トップがフラットな寄棟タイプの屋根)は、太陽光パネル設置と屋根葺作業などを工場に取り込むため、建築現場でのこれらの作業が不要となり、職人不足にも対応します。

1. 新開発の「スマートGルーフ」で寄棟タイプの屋根でも大容量の太陽光パネルが搭載可能に
「スマートGルーフ」は、太陽光パネル一体型の屋根です。トップのフラット面に加え、勾配屋根にも太陽光パネルを敷き詰められる(北面の屋根を除く)ため、延床面積30坪台の一般的な住宅規模でも10㎾以上の太陽光発電システム(以下、PV)の設置が可能になりました。さらに、大容量PV(13.9㎾)+大容量蓄電池(12kWh)+VtoHシステム(電気自動車の電池容量30㎾h)を設置する建物では、「エネルギー自給自足100%」※2も理論上実現可能で、長期停電や電気代上昇という電力不安も限りなくゼロに近づけます。
2. 躯体と開口部の断熱性能向上によりZEH対応仕様※3を標準化
大容量PVと、コンサルティング型ホームエネルギーマネジメントシステム(以下、HEMS)、蓄電池の3点セットに加え、サッシ枠に断熱材を追加した「高断熱アルミ樹脂複合サッシ」を採用。さらに、基礎と天井の断熱において、寒冷地エリア※4の断熱仕様を一般地で標準化しました。これらにより省エネ性が15%向上(当社モデルプランにて算出)、ZEH対応仕様を標準化します。
3. より幅広い外観・空間デザインを提案可能に
「スマートGルーフ」は寄棟タイプの外観を実現するとともに、セキスイハイム独自のユニット工法の技術により、最大約17畳の小屋裏空間を可能としました。また、深い庇下の空間は内と外の中間領域として提案。テラスとの一体感のある居住空間が実現でき、お客様の暮らしをより豊かに演出します。

『スマートパワーステーションGR』開発の背景

2020年以降の温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」の中で、我が国は2030年までに温暖化ガスを2013年比で26%減らす目標を掲げています。特にCO2の削減の余地が大きい家庭部門では、今後一層の削減が必要となる状況です。

当社は大容量PV、HEMS、定置型大容量リチウムイオン蓄電池「e-Pocket(イーポケット)」の3点セットを搭載し、標準的な住宅の規模でエネルギーの自給自足の実現を目指した「スマートパワーステーション」シリーズを2013年10月に発売するなど、省エネ性に優れた住宅供給に注力してきました。

「スマートパワーステーション」シリーズは、発売以降、受注累計が約8,700棟と好評をいただいていますが、今回、同シリーズの新商品『スマートパワーステーションGR』の販売を機に、今後もより多くのお客様にエネルギー自給自足の暮らしをご提案してまいります。

『スマートパワーステーションGR』の特長

1. 新開発の「スマートGルーフ」で寄棟タイプの屋根でも大容量の太陽光パネルが搭載可能に
屋根に敷きつめた太陽光パネル

<屋根に敷きつめた太陽光パネル>

「スマートGルーフ」は、『スマートパワーステーションGR』のために開発した、太陽光パネル設置と屋根葺き作業などを工場に取り込んだ太陽光パネル一体型の屋根です。トップのフラット面と勾配屋根に隙間なく太陽光パネルを敷き詰められる(北面の屋根を除く)ため、延床面積30坪台の一般的な住宅規模でも、10㎾以上の大容量PVの設置が可能になりました。

2. 躯体と開口部の断熱性能向上によりZEH対応仕様を標準化

『スマートパワーステーションGR』では、「高断熱アルミ樹脂複合サッシ」を採用した他、基礎と天井の断熱において寒冷地エリアの断熱仕様を一般地で標準化。ZEH対応仕様を標準化します。

①高断熱アルミ樹脂複合サッシの採用
標準仕様(ペアガラス)として、サッシ枠に断熱材を追加した「高断熱アルミ樹脂複合サッシ」を採用。
オプションとしてトリプルガラスタイプもご用意しました。
②基礎と天井の断熱性向上
以下のとおり向上させています(数値は当社従来商品の標準仕様との比較)
  • 基礎断熱(断熱材):厚さ2倍(50mm→100mm)、幅3.5倍(100mm→350mm)
  • 天井(断熱材):厚さ1.4倍(140mm→200mm)
3. より幅広い外観・空間デザインを提案可能に
うちそとテラス

<うちそとテラス>

グランスペース

<大空間の小屋裏収納(グランスペース)>

①新たな屋根形状が加わり提案の幅が拡大
当社の鉄骨系住宅には、フラット屋根の「パルフェ」シリーズ、切妻屋根の「ドマーニ」シリーズがあります。『スマートパワーステーションGR』の投入で新たに寄棟タイプの屋根が加わることとなり、お客様のご要望に幅広く対応できるようになりました。
②深い庇と広い空間を生かした新たな空間提案 - うちそとテラス
2階のテラス部分の庇は長さ約3mまで張り出しが可能となりました。深い庇の広々とした空間は、食事を楽しんだり、家庭菜園や物干しスペースに使ったりなど、居室の内と外が緩やかにつながる生活空間「うちそとテラス」としてご提案します。
③大きな小屋裏空間を収納に - グランスペース
最大約17畳の小屋裏空間を可能としました。季節ごとの洋服、大型の子ども用品、健康グッズなど、かさばるモノをしまっておける収納空間としてお使いいただけます。

販売目標

  • 販売目標 : 年間1,000棟を計画(初年度700棟)
  • ※1 多雪地域とは、自治体の定める垂直積雪量が150㎝以上の地域を指す。
  • ※2 100%editionはソーラー13.9kW、蓄電池12kWh、V2Hパワコンに電気自動車接続(日産リーフ30kWh)、快適エアリー全室空調(HEMS制御対応)、トリプルガラス樹脂サッシ、高効率エコキュート(給湯保温効率4.0以上)、スマートハイム・ナビ。1階床面積86.30㎡ 2階床面積85.46㎡(1プラン限定)、開口率23%程度(南面66%程度)、UA値0.51以下
  • ※3 国のZEH外皮基準 UA値0.6以下(4~7地域):目安として120㎡程度の一般的な建物において開口25%程度でZEHを達成しますが、プランによっては 開口を大きく取り過ぎること等により達成しない場合があります。
  • ※4 平成25年省エネルギー基準における地域区分の3地域
スマートパワーステーションGRの代表外観

スマートパワーステーションGRの代表外観

このページの先頭へ