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プレスリリース

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木質系住宅『グランツーユーⅤ(ファイブ) GREENMODEL』を発売

鉄骨系スマートハイムで培ったエネルギー自給自足型住宅※1を木質系商品に初展開

太陽光発電システムの大容量化により、優れた環境貢献・経済性・レジリエンス性を実現

最高ランク『ZEH』に木質系住宅で標準対応、緑と光を身近に感じる快適空間を演出

2022年7月19日
積水化学工業株式会社

積水化学工業株式会社 住宅カンパニー(プレジデント:神吉利幸)は、木質系住宅の環境フラッグシップモデル『グランツーユーⅤ(ファイブ)GREENMODEL(グリーンモデル)』を、2022年7月23日(土)より首都圏をはじめとする全国7エリアで発売します。

セキスイハイムグループは、社会課題の解決や強固な経営基盤の構築を事業の成長力として位置づけ、「顧客価値」と「事業価値」の両立によるESG経営を推進しています。現在、地球温暖化に加え、地政学的要因によるエネルギー不安が深刻化しており、再生可能エネルギー(再エネ)の活用による住宅の省エネ化やエネルギー自給がより一層求められています。

今回、当社独自の工業化技術を活かし、これまで鉄骨住宅で培ってきたエネルギー自給自足型住宅※1「GREENMODEL」のコンセプトを、はじめて木質系住宅に展開します。鉄骨・木質の両工法において「環境貢献」「経済性」「レジリエンス」を兼ね備えた「できるだけ電気を買わない、先進の暮らし」が提案可能となり、より多くのお客様にお選びいただくことで、地球環境にやさしく快適でサステナブルな暮らしの実現を加速していきます。

『グランツーユーⅤ GREENMODEL』の特長

1.鉄骨系スマートハイムで培ったエネルギー自給自足型住宅※1を木質系商品に初展開

「GREENMODEL」は、大容量の太陽光発電システム(以下PV)と蓄電システムを搭載し、高いエネルギー自給自足率を実現するスマートハイムのフラッグシップモデルです。2020年に鉄骨住宅「スマートパワーステーションFR GREENMODEL」として発売し、2021年度下期の受注実績は前年比280%となるなど、エネルギー不足による電力高騰の影響や停電への不安が高まる中、できるだけ電気を買わない暮らしが多くのお客様から好評をいただいています。

今回新たに、木質系2×6住宅「グランツーユーⅤ」に「GREENMODEL」を展開。木質嗜好のお客様に対してもエネルギー自給自足型※1の暮らしが提案可能となりました。

2.太陽光発電システムの大容量化により、優れた環境貢献・経済性・レジリエンス性を実現

PVモジュール1枚あたりの容量を従来の315Wから370Wに高出力化することにより、設置面積の限られる傾斜屋根でも、約34坪の当社モデルプランで最大7.4kWのPVを搭載。さらに、PVで発電した電気を大容量蓄電池「e-PocketGREEN」※2に貯め、できるだけ自宅で使うことにより、エネルギー自給自足率約73%※3を実現しました。CO2排出量削減による環境貢献に加え、光熱費削減による経済メリット、停電時にも家じゅうの電源コンセントで電気が使える※4レジリエンス性を兼ね備え、「できるだけ電気を買わない、先進の暮らし」を実現します。

3.最高ランク『ZEH』に木質系住宅で標準対応、緑と光を身近に感じる快適空間を演出

独自の2×6ユニット工法による高い耐震性、耐久性に加え、住宅性能表示制度における断熱等性能等級5、一次エネルギー消費量等級6(最高等級)を確保し、『ZEH』に標準対応します。また、「自然を感じる」付加価値の提案として、自然の光を効果的に取り入れる「ボウウインドウ」、深い庇で直達日射をカットしつつ軒下空間を活用できる「ウェルカムテラス」を採用。自然を感じながら光と熱をコントロールして過ごしやすい居住空間を提案します。

鉄骨系スマートハイムで培ったエネルギー自給自足型住宅※1を木質系商品に初展開

現在、世界規模での地球温暖化に加え、地政学的要因によるエネルギーの供給不足や価格高騰が発生しており、国内では電力需給ひっ迫による停電リスクが発生するなど、再エネの活用による住宅の省エネ化やエネルギー自給は喫緊の課題となっています。一方、再エネの導入を促す FIT 制度の売電単価は低下傾向にあり、再エネで発電した電気を電力会社に売電する経済メリットは鈍化しています。そのため、再エネで発電した電気を蓄電池に貯めて自宅で有効利用するエネルギー自給自足型※1の暮らしがますます重要になっています。

当社は2020年10月に、大容量PVと大容量蓄電池を搭載したエネルギー自給自足型※1の鉄骨住宅「スマートパワーステーションFR GREENMODEL」を発売。2021年10月には、さらに高いエネルギー自給自足率を実現し「環境貢献」「経済性」「レジリエンス」を兼ね備えた「新スマートパワーステーションFR GREENMODEL」へと進化させました。昼も夜もできるだけ太陽光エネルギーを活用し、災害時にも電気が使える※4「できるだけ電気を買わない、先進の暮らし」が高く評価されて、2021年度下期の受注実績は前年比280%と大幅に伸長しています。

今回当社は、この鉄骨住宅で培った「GREENMODEL」のコンセプトを木質系住宅に初展開します。子育て世代を中心とした住まいへ関心の高いお客様が心地よい暮らしを実現するために、断熱性やデザイン性、居住性の高さを有する当社の木質系2×6住宅「グランツーユーⅤ」に、大容量PVと大容量蓄電池「e-PocketGREEN」※2を搭載。これにより、木質嗜好のお客様にも「できるだけ電気を買わない、先進の暮らし」が提案可能となり、エネルギー自給自足型住宅※1の普及を加速していきます。

太陽光発電システムの大容量化により、優れた環境貢献・経済性・レジリエンス性を実現

これまでのPVは、モジュール1枚あたりの出力が315Wでしたが、今回新たに、セルの大型化及びセル形状・構成の改良により1枚あたり370Wの高出力PVにグレードアップ。PV設置面積が限られる傾斜屋根においても、延床面積35坪の当社モデルプランで最大7.4kW(従来PV比1.17倍)のPV容量を実現しました。また、片流れ屋根仕様も選択でき、さらなる大容量化も可能となります。

加えて、大容量蓄電池「e-PocketGREEN」、効率的に電力をコントロールする当社独自のHEMS「スマートハイムナビ」※5、PVの余剰電力を積極的に湯沸かしに活用するエコキュートを搭載し、優れた環境貢献、経済性、レジリエンス性を実現します。

PV出力UPにより大容量化

1.環境貢献

モデルプランによる試算では、一年間で使用する電力量の約73%(年間約260日分相当)※3を、発電時にCO2を排出しないクリーンなPVで賄うことが可能です。PVの売電をCO2排出量の削減とみなした場合、CO2収支はマイナス約227kg-CO2/年※6(杉の木約16本が一年間に吸収するCO2に相当※7)となり、社会の脱炭素化に貢献します。

2.経済性

エネルギー自給自足型※1の暮らしは、電気料金単価上昇の影響を受けにくく、光熱費削減に寄与します。PV余剰電力を優先的に売電する暮らし方と比べ、FIT制度の対象期間中であっても年間約1.5万円※3の経済メリットが見込めます。今後のエネルギーの供給不足や価格高騰の影響に際しても、家計にもやさしい暮らしが可能です。

3.レジリエンス性

「e-PocketGREEN」※2に蓄えた電力は、停電時に家じゅうの電源コンセントで最大3500W(PV発電時は最大5500W)まで同時に使用可能※4。大容量PVからたっぷり充電した電気で、食料を維持する冷蔵庫の電源確保はもちろんのこと、消費電力の多いIH調理器や電子レンジ、快適性を支える空調なども使用できます。

また、小屋裏や備蓄収納を備え、非常用生活用品や食料の保管用のスペースとして活用することができます。

最高ランク『ZEH』に木質系住宅で標準対応、緑と光を身近に感じる快適空間を演出

独自の2×6ユニット工法による高い耐震性、永く住み続けることができる耐久性に加え、温かな住まいを実現する高気密・高断熱性を確保。住宅性能表示制度において2022年4月に新設された断熱等性能等級5、一次エネルギー消費量等級6(最高等級)を確保し、ZEH 区分の中で最高ランクの『ZEH』を標準仕様とします。

さらに、「自然を感じる」家の心地よさを実感できる付加価値メニューを採用し、快適な居住空間を提供します。

1.ボウウインドウ

室内から外部へむかって美しい孤を描く「ボウウインドウ」は、リビングなどの空間に光や景色を効果的に取り入れて、実際の広さ以上の開放感をもたらします。また外観のアクセントとしても、印象的な表情をつくります。

ボウウインドウ

2.ウェルカムテラス

玄関横に大型の屋根付きテラススペースを設けることで、間取りの一部のようなプラスαの空間を創造するとともに、ファサードをより洗練された印象にします。直達日射を遮る深い軒の下で、椅子を出して読書をしたり、自然を身近に感じたりすることができる現代版の縁側スペースです。

ウェルカムテラス

3.小屋裏空間

広い小屋裏空間を設けることができる「W5工法」を採用。季節物、趣味の物、思い出の品を収納するスペースとして、さらには防災備蓄品の貯蔵庫として有効に活用することができます。

屋根裏空間1
屋根裏空間2

販売目標・販売エリア

◎販売目標:年間200棟

◎販売エリア

販売エリア ※一部離島地域および多雪地域を除く 販売会社
東北 宮城県、福島県 セキスイハイム東北株式会社
首都圏 埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県 東京セキスイハイム株式会社
群馬 群馬県 群馬セキスイハイム株式会社
信越 長野県 セキスイハイム信越株式会社
中部 岐阜県、愛知県、三重県 セキスイハイム中部株式会社
中国・四国 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県 セキスイハイム中四国株式会社
九州 鹿児島県 セキスイハイム九州株式会社

『グランツーユーⅤ GREENMODEL』の外観イメージ

『グランツーユーⅤ GREENMODEL』の外観イメージ
※1 すべての電力を賄えるわけではありません。電力会社から電力を購入する必要があります。
※2 e-PocketGREEN はニチコン株式会社との共同開発品です。
※3 [試算条件]PV 7.4kW、蓄電池12kWh(グリーンモード)、空調:エアコン、調理:IHヒーター、給湯:エコキュート、延床面積112㎡、UA値0.50、建築地:愛知、電力契約:中部電力「スマートライフ(夜トク)」(2022年6月時点)をもとに試算。使用する環境等の条件によっては、当該数値を満たさない場合があります。
※4 PVの発電量や蓄電池の充電残量が使用量や出力を上回る場合のみです。天候、季節、使用量、同時使用量(出力)によってはご利用できない機器が発生します。蓄電池の残量が無い場合は、電力は使用できません。生命に関わる機器(医療機器等)は別途電源の確保が必要です。分電盤の容量が75Aを超える場合には別途分電盤が追加で必要となり、当該追加分は対象外となります。消費電力が大きい機器や起動時の電力が大きい機器を使用した場合は、蓄電池がシステム停止となる場合があります。センサーや調光機能を搭載した照明や家電の機種により動作しない場合があります。
※5 スマートハイムナビは Panasonic HEMS との共同開発品です。
※6 [試算条件]CO2排出量=(買電量-売電量)×CO2排出係数で試算。CO2排出係数は、環境省・経済産業省公表 電気事業者別排出係数-令和2年度実績より0.453kg-CO2/kWh(代替値)を用いて試算。
※7 関東森林管理局のデータを元に当社試算。

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