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プレスリリース

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70th

― 平屋住宅のラインアップを充実 ―
積水化学工業創立70周年記念商品『スマートパワーステーションGR"楽の家"』を発売

  • 寄棟タイプの屋根「スマートGルーフ」を採用
  • シニア層向けに提案強化
  • 躯体と開口部の断熱性能強化によりZEH対応仕様を標準化

2017年7月24日
積水化学工業株式会社

積水化学工業株式会社の創立70周年記念商品の第2弾として、住宅カンパニー(プレジデント:関口俊一)は、鉄骨系の平屋住宅の新商品『スマートパワーステーションGR"楽の家"』を、7月28日(金)より全国で販売開始します(北海道、沖縄および多雪地域※1を除く)

『スマートパワーステーションGR"楽の家"』は、今年1月に発売した「スマートパワーステーション"100%Edition"」に続くエネルギー自給自足100%※2が実現可能な商品です。

『スマートパワーステーションGR"楽の家"』の特長

『スマートパワーステーションGR"楽の家"』には、新たに開発した寄棟タイプの屋根(トップがフラットな寄棟タイプの屋根)「スマートGルーフ」を採用し、平屋住宅のラインアップを充実させました。同時にシニア層向けに暮らし方提案を強化します。

1. 寄棟タイプの屋根「スマートGルーフ」を採用
「スマートGルーフ」は、太陽光パネル一体型の屋根です。トップのフラット面に加え、勾配屋根にも太陽光パネルを敷き詰められる(北面の屋根を除く)ため、平屋で延床面積約20坪の住宅規模でも10㎾以上の太陽光発電システム(以下、PV)の設置が可能になりました。太陽光パネル設置と屋根葺き作業などを工場に取り込むため、建築現場でのこれらの作業が不要となり、職人不足にも対応します。
さらに、大容量PV(13.9㎾)+大容量蓄電池(12㎾h)+ VtoHシステム(電気自動車の電池容量30㎾h)を設置する建物では、「エネルギー自給自足100%」も理論上実現可能で、長期停電や電気代上昇という電力不安も限りなくゼロに近づけます。
また、寄棟タイプの屋根が加わることにより、当社の平屋住宅のラインアップはフラット屋根(一部片流れ)、切妻屋根と合わせて3タイプとなり、外観ニーズへの対応の幅が広がりました。
2. シニア層向けに提案強化
これまで当社の平屋住宅は世代別、ライフステージ別に「そだての家」(30~40歳代・子育て世代)、「たのしみの家」(40歳代後半~60歳・夫婦二人暮らしや子育て期を終えた世代)、「楽(らく)の家」(60歳以上・定年退職後の世代)を提案してきました。今回の『スマートパワーステーションGR"楽の家"』は、当社グループの「生涯健康脳住宅研究所」による「話食動眠(わしょくどうみん)※3の考え方を新たに間取りに取り入れ、シニア層への提案を強化します。
3. 躯体と開口部の断熱性能強化によりZEH対応仕様を標準化※4
大容量PVと、コンサルティング型ホームエネルギーマネジメントシステム(以下、HEMS)、蓄電池の3点セットに加え、サッシ枠への断熱材追加等の変更を施した「高断熱アルミ樹脂複合サッシ」を採用。さらに、基礎と天井の断熱において、寒冷地エリア※5の断熱仕様を一般地で標準化しました。これらにより省エネ性が15%向上(当社モデルプランにて算出)、ZEH対応仕様を標準化します。

『スマートパワーステーションGR"楽の家"』開発の背景

[平屋着工数の推移(国交省 建築着工統計より)]

平屋着工数の推移(国交省 建築着工統計より)

国土交通省の建築着工統計によると、平屋住宅は着工数が2010年度の26,915戸から、2015年度は35,314戸、2016年度には38,670戸となり、市場が大きく伸長。比率としては3階建てを上回っています。

一方、当社においても、平屋住宅の2016年度の受注実績の前年比は全体で140%、60歳以上のお客様からの受注は130%と増加しました。『スマートパワーステーションGR"楽の家"』は、このような背景からシニア層向けに提案を強化するものです。

『スマートパワーステーションGR"楽の家"』の特長

スマートGルーフ

<スマートGルーフ>

1. 寄棟タイプの屋根「スマートGルーフ」を採用

「スマートGルーフ」は、太陽光パネル設置と屋根葺き作業などを工場に取り込んだ太陽光パネル一体型の屋根です。トップのフラット面と勾配屋根に隙間なく太陽光パネルを敷き詰められる(北面の屋根を除く)ため、平屋で延床面積約20坪の住宅規模でも、10㎾以上の大容量PVの設置が可能になりました。

また、これまでのフラット屋根(一部片流れ)、切妻屋根と合わせ、寄棟タイプの屋根の「スマートGルーフ」により、外観ニーズへの対応の幅が広がりました。

2. シニア層向けに提案強化

『スマートパワーステーションGR"楽の家"』は、新たに「話食動眠」と、「3つの楽しみ」の2つの提案を盛り込みます。

「話食動眠」では、健康な脳でいるための生活習慣、「話」(コミュニケーションと趣味の充実)、「食」(料理とバランスの良い食事を楽しむ)、「動」(運動を習慣づける)、「眠」(毎日の良質な睡眠)をサポートする間取りをご提案します。

話食動眠の提案例

<話食動眠の提案例>

うちそとテラス

<うちそとテラス>

グランスペース

<グランスペース>

また、「3つの楽しみ」では以下のような内容をご提案します。

①「外まで広がるワンフロアが楽しい」
深い庇のある空間を活用した内にも外にも広がるフラットな「うちそとテラス」。庭の緑を楽しみながら、夫婦がほどよい距離感で暮らしを楽しめる提案を行います。
②「家族もペットも楽しい」
全室空調システム「快適エアリー」により、1年中快適で暑さと寒さのストレスの少ない暮らしをご提案。ヒートショックも抑制します。
③「ゆとりが楽しい」
スマートGルーフの下には、大きな小屋裏収納「グランスペース」を設置可能。大きな収納があることで、居住空間を スッキリとした印象に保つことができます。
3.躯体と開口部の断熱性能強化によりZEH対応仕様を標準化

「高断熱アルミ樹脂複合サッシ」を採用した他、基礎と天井の断熱において寒冷地エリアの断熱仕様を一般地で標準化。ZEH対応仕様を標準化します。

①高断熱アルミ樹脂複合サッシの採用
標準仕様(ペアガラス)として、サッシ枠への断熱材追加等の変更を施した「高断熱アルミ樹脂複合サッシ」を採用。オプションとしてトリプルガラスタイプもご用意しました。
②基礎と天井の断熱性向上

以下のとおり向上させています(数値は当社従来商品の標準仕様との比較)

  • 基礎断熱(断熱材):厚さ2倍(50mm→100mm)、幅3.5倍(100mm→350mm)
  • 天井(断熱材):厚さ1.4倍(140mm→200mm)

販売目標

  • 販売目標 : 年間1,000棟を計画(平屋住宅シリーズ全体)
  • ※1 多雪地域とは、自治体の定める垂直積雪量が150㎝以上の地域を指します。
  • ※2 100%editionはソーラー13.9kW、12kWh蓄電池、V2Hパワコンに電気自動車接続(日産リーフ30kWh)、快適エアリー全室空調(HEMS制御対応)、トリプルガラス樹脂サッシ、高効率エコキュート(給湯保温効率4.0以上)、スマートハイム・ナビ。延べ床面積86.91㎡(1プラン限定)、開口率23%程度、南面66%程度、UA値0.51以下。建築地平成28年省エネ基準5地域以南、単世帯(5人以下)。次の①~③で発生する買電量は自給自足率100%算定上、考慮されていません。①雨天や積雪時等、太陽光発電量を消費電力量が上回る状態が数日間継続した場合に発生する買電 ②蓄電池の運転状態確認のため、メンテナンスモード(年2回)動作が発生時の買電 ③蓄電池の逆潮流防止のために発生する買電。また、機器の初期性能値で算定しています。経年による太陽光発電の低下、蓄電池・電気自動車の容量の低下は考慮していません。グリーンモード運転(日照時間帯はPVで発電する電力、夜間は日照時間内にPVの余剰電力を貯めた電気自動車の電力を使い、足りない分を電力会社からの電力で賄う運転モード)が前提です。お客様のライフスタイルにより(急な電力使用の増加など)自給自足率100%にならない場合があります。なお、家電機器の品質保証上、系統連携が必要です。
  • ※3 「話食動眠」は、当社グループ会社である㈱住環境研究所が開設した「生涯健康脳住宅研究所」が提案する、「生涯健康脳」を維持するために掲げているコンセプトキーワードであり、会話・趣味、食事、運動、睡眠のことです。シニア世代の方々が生涯健康で暮らすために重要な「脳の健康」を保つために、住まいにおける「話」(コミュニケーションと趣味の充実)、「食」(料理とバランスの良い食事を楽しむ)、「動」(運動を習慣づける)、「眠」(毎日の良質な睡眠)への配慮の重要さを訴求しています。「話食動眠」は㈱住環境研究所の登録商標です。
  • ※4 国のZEH外皮基準 UA値0.6以下(省エネ地域区分4~7地域)。プランによっては 開口を大きく取り過ぎること等により達成しない場合があります。
  • ※5 平成28年省エネルギー基準における地域区分の3地域
スマートパワーステーションGR"楽の家"の代表外観

スマートパワーステーションGR"楽の家"の代表外観

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