セキスイハイムの特長
理念
展示場・イベントのご案内
積水化学工業株式会社(社長:髙下貞二)は、「『エネルギー自給自足型住宅』の開発・普及」の取り組みが評価され、令和元年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰(技術開発・製品化部門)を受賞しました。
当社住宅カンパニーでは、環境問題及び社会課題の解決や盤石な経営基盤の構築を事業の成長力として位置づけ、ESG 経営を推進しています。このような考え方のもと、積極的にCO2排出量削減に寄与を目指し、多くのお客様に環境に優しく、経済性と災害時の安心を両立させた商品をご提供するべく「エネルギー自給自足型住宅」の開発・普及に努めています。
地球温暖化防止活動環境大臣表彰は、環境省が平成10年度から地球温暖化対策を推進するための一環として、地球温暖化防止に顕著な功績のあった個人又は団体に対し、その功績をたたえるため行われています。今年度の表彰式は12月2日に行われました。
1.スマートハウスに関する当社の取り組み
当社住宅事業(「セキスイハイム」)は、地球温暖化やエネルギー問題等の解決に貢献するため、1997年に太陽光発電システム(以下、PV)搭載住宅の販売を開始しました。PV搭載住宅の出荷棟数は累計で20万棟を超え、多くのお客様に再生可能エネルギーを利用した暮らしをご提供してきました。
2.「エネルギー自給自足型住宅」の開発・普及
「エネルギー自給自足型住宅」とは、大容量PVで発電した電気を蓄電池や電気自動車(Electric Vehicle、以下、EV)などの蓄電システムに貯めて、効率よく使うことで、再生可能エネルギーだけで暮らすことを目指した住まいのことです。
特長は①当社の環境技術結集、②100%エネルギー自給自足を目指した住宅、③ピーク電力の抑制、④災害時にも有効 です。当社はZEHの普及促進はもちろん環境問題やエネルギー問題により貢献できる「エネルギー自給自足型住宅」の開発・普及に努めてきました。この住宅は国が推進する ZEH+(ゼッチプラス:再生可能エネルギーの自家消費拡大)やZEH+R※1(レジリエンス(防災・減災))の要件にも適応し、住まい手にとって重要な経済性、快適性、レジリエンス性を兼ね備えた住宅です。
3.今後の取り組み
当社では当社住宅の居住者様等から PV の余剰電力を買い取り、当社グループの事業活動等へ使用するサービスを開始しています。「スマートハイムでんき」を通じて再生可能エネルギーのさらなる普及をリードし、SDGsで提唱されている様々な目標に取り組み、課題解決への貢献を目指します。
当社住宅事業は、地球温暖化やエネルギー問題等の解決に貢献するため、1997年にPV搭載住宅の販売を開始しました。2011年にはコンサルティング型ホーム・エネルギー・マネジメント・システム「スマートハイム・ナビ」(以下、HEMS)を搭載した「スマートハイム」シリーズを、2014年には業界で初めてEVとPVが系統連系した住宅「VtoHeim」を発売。環境性と経済性を両立した住まいを提供してきました。
PV 搭載住宅の出荷棟数は累計で20万棟を超え、多くのお客様に再生可能エネルギーを利用した暮らしをご提供しています。
今後も環境への貢献を果たす住宅の一層の普及・促進に取り組んでいきます。
「エネルギー自給自足型住宅」とは、大容量PVで発電した電気を蓄電池やEVなどの蓄電システムに貯めて効率よく使うことで、再生可能エネルギーだけで暮らすことを目指した住まいです。当社では以下の4つの特長で、環境問題やエネルギー問題に貢献する「エネルギー自給自足型住宅」の普及・開発に努めてきました。
P V | : | 屋根一面にソーラーパネルを敷き詰めることで搭載可能容量を増大 |
蓄電池 | : | 当社製のフィルム型セルを活用し高耐久性、コンパクト、大容量(12kWh)を実現 |
HEMS | : | 消費電力量、発電量などを解析、最適に空調設備や蓄電池を制御 |
当社では今年9月より、セキスイハイムの住宅にお住まいのお客様からPVの余剰電力を買い取り、当社グループの事業活動等へ使用するサービス「スマートハイムでんき」を開始しています。固定価格買取制度が終了するお客様に、魅力的なPVの余剰電力買取サービスを提供するとともに、当社内の事業へ活用し、温室効果ガス排出量の削減を推進しています。
「スマートハイムでんき」を通じて再生可能エネルギーのさらなる普及をリードし、SDGsで提唱されている「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「気候変動に具体的な対策を」「パートナーシップで目標を達成しよう」などの目標に取り組み、課題解決への貢献を目指します。