失敗しない土地探しのチェックポイント
周辺環境をチェックする
家族がよく利用することになる道路の交通量や安全性などは、実際に歩いて確かめましょう。
また、昼間だけでなく、夜間や通勤の時間帯、休日など異なる時間帯でも確認したいものです。
交通利便性は?
- 最寄り駅やバス停からの距離
- 学校や勤務先などへの通いやすさ
周辺環境は?
- 公園は近くにあるか
- 煙や音など公害になりそうなものはないか
- 交通量の少ない安全な道で通えるか
公共・教育施設は?
- 役所や警察署などの位置
- 希望する小中学校の学区か
買い物・医療施設は?
- コンビニやドラッグストアなど、営業時間が長い店舗はあるか
- スーパーの品ぞろえや品質、価格帯
- 小児科や緊急時に診てくれる医療施設は近くにあるか
方角や形状、
法的規制を確認する
候補に挙げている土地は、目視で確認できる環境以外にも、さまざまな法的規制や条件が課されていることがあります。
後々のトラブルを避けるためにも、きちんと確認しておきましょう。
土地の形状と方角は?
- 日差しの確保やプライバシーの保守ができるか
- 無理なく建築できる土地形状か
敷地に面した道路は?
- 幅は4メートル以上あるか
- 道路は私道ではないか
用途地域は?
- 分類はどれに当てはまるか(準住居地域など)
- 地目は現状どうなっているか(畑、宅地など)
- 都市計画にかかる土地か
建築制限は?
- 建てられる面積はどれくらいか(建ぺい率と容積率)
- 高さ制限はあるか(北側斜線制限、道路斜線制限)
- 袋地(道路に接してない土地)など再建築不可の土地ではないか
地盤や権利関係を確認する
忘れがちなのが、検討エリアの災害状況。近年は、天災や地震などによる被害が多く発生しています。
また、権利関係も見落としがちなので、一緒に確認しておきましょう。
地盤は?
- 過去にどんな土地だったか
- 地盤改良は必要か
災害履歴は?
- ハザードマップの状況
- 過去に被害が発生した災害はあるか
敷地の権利関係は?
- 敷地境界は明確か
- どの権利で土地を取得できるか(所有権、借地権など)
インフラは?
- 上下水道やガスの本管が前面道路に埋設しているか
- テレビや携帯電話の電波が問題なく受信できるか