「断熱等級」とは?
カーボンニュートラルの
実現に向けて、
国が定めた断熱性能の基準
断熱性を比べるなら
チェックしたい
「断熱等級(断熱等性能等級)」
2050年の「カーボンニュートラル」実現を目指して、国が提示する断熱等級の性能レベルは徐々に向上。
これら基準が義務化されていくことで、より快適な住環境が提供されやすくなります。
断熱等級のクラス
等級1 |
地域区分 5~7における UA値 |
|
等級2 | ||
等級3 | ||
等級4 |
2025年(予定)断熱等級4の省エネ基準を義務化 |
0.87 |
等級5 |
2030年(予定)断熱等級5(ZEH水準)に義務化基準を引き上げ |
0.60 |
等級6 |
2022年断熱等級6、7を新設
|
0.46 |
等級7 | 0.26 |
「カーボンニュートラル」とは
CO2を始めとする温室効果ガスの排出量と吸収量を差し引きゼロにすること。日本では2050年の実現を目指しています。住宅では、断熱性能を上げることで冷暖房に必要なエネルギー量を減らし、温室効果ガスの排出量削減を目指します。
「UA値」とは
室内外で温度差が1℃ある時に建物から逃げていく熱量を指しています(外皮表面積1㎡あたり)。数値が小さいほど断熱性能が優れていることを示しています。
「ZEH」とは
年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅のこと。
地域によって異なる断熱等級
全国で8つの地域に区分けされ、
寒い地域ほど断熱の基準(UA値)が
厳しくなります。
地域区分ごとの「断熱等級6」のUA値
(W/㎡K)
地域区分 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
代表的な地域 | 北海道 | 青森県 | 岩手県 | 茨城県 奈良県 富山県 山口県 愛知県 佐賀県 | 宮崎県 | 沖縄県 | ||
等級6 | 0.28 | 0.28 | 0.28 | 0.34 | 0.46 | 0.46 | 0.46 | - |
- 省エネ地域区分5~7地域で展開する平屋・2階建ての戸建全商品が対象です。プランや一部採用メニュー等の条件によっては、断熱等級6に適合しない場合があります。
「断熱等級」取得のために満たすべき3つの基準
- 断熱性(外皮平均熱貫流率(UA値))
- 日射熱の入りにくさ
(冷房期の平均日射熱取得率(ηAC値)) - 壁内等の結露防止対策
どのように
施工するか?
独自の工場生産技術を活かして、高精度な断熱・気密品質を確保
しっかり品質を保つことで、
設計どおりの
あったかさを実現。
大型機械によるミリ単位の正確な施工を行った建物ユニットに、
工場生産技術を活かした断熱・気密施工を行うことで、快適な住空間をご提供します。
断熱
工場で断熱材を適切な形でしっかり充填
- 建築現場で充填する断熱材もあります。
気密
工場で隙間の大半をしっかりふさぐ
棟上げ
一日の棟上げ※でなるべく雨に濡らさず、断熱性能をしっかり発揮
- 建築規模や天候等の条件により一日で完成しない場合があります。
隙間が発生しやすい箇所
現場でのユニット据付け作業
工場で生産されたユニットを現場で据付け。
雨仕舞まで完了させます。
- 建築規模や天候、その他の条件により、一日で完了しない場合があります。
セキスイハイムでは
断熱性・日射性・
結露防止対策を行い
断熱等級6標準化※を実現。
年間を通じて快適に暮らせます。
5~7地域
において