共働きの家づくり 5つのポイント
子どもと暮らす家づくり 提案1
東大生の多くは、子ども時代にリビングで勉強していたというのはよく聞く話です。雑音が多く、集中しにくいと思われるリビングですが、親が身近にいることで子どもは安心できて、むしろ集中できるのです。
子どもと暮らす家づくり 提案2
一緒に料理をしたり、洗濯物を畳む、ゲームをするなど家族で共有し、会話をする時間を持ちましょう。テラスで野菜や花を育てたり、動物の世話をするのもおすすめです。
子どもと暮らす家づくり 提案3
子どもは幼児期や低学年の間は親にべったりでも、思春期に入るとしだいに親から離れていくもの。子どもの変化に気づいてあげられるようリビングを通らないと子ども部屋に入れない動線の工夫をしておきましょう。
子どもと暮らす家づくり 提案4
リビングに本棚を置き、親子の本を並べておきましょう。親の本からは自然と生き方や職業観が伝わるものです。図鑑や地図帳、辞書も並べて置けば、わからないことが出てきたときにサッと調べることができます。
子どもと暮らす家づくり 提案5
小さいころから、一緒に洗濯ものを畳んだり片づけをお願いすることで自然と、お手伝いが身に付きます。
お手伝いがしやすいように、踏み台やコードレス掃除機など使ってお願いしましょう。
子どものグッズは年齢とともにどうしても増えます。
置き場所がなくなったら、
使わないものを捨てていくことを心がけましょう。
乳児期
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一日のほとんどをリビングで過ごす
リビングで必要になる物が多い。衣類を寝室とリビングに分けておくのは効率が悪いのでリビング横の多目的ルームなどにまとめておくとよい。
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最も安全に配慮が必要
家の中の事故に十分注意する。可能な限り、キッチンから見える位置に多目的ルームや隣接した和室があると、昼寝、遊びなどフレキシブルに使え、安全に気を使う時期に重宝する。
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ストック置き場を作ると便利
紙おむつなど育児用品のストックは、玄関からリビングの動線上にストック置き場を作ると、玄関に置きっぱなしにならない。
幼児期
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リビングにものが散乱する時期
寝ているときと保育園に行っている時間以外のほとんどをリビングで過ごす。おもちゃや絵本が増えてくるので赤ちゃんグッズが減った分をおもちゃ、絵本、衣類のスペースに転用するとよい。
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子どもが自分で使える収納に
箱や引き出しは深過ぎたり奥行があるものを避け、重い引き出しや箱にしない。子どもの身長に合わせて高さを調整したり、絵や写真のラベルを貼る工夫もおすすめ。
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スペースを決めて自由に遊ばせる
和室や多目的スペースがあると便利。ない場合は、マットを敷くなどして視覚的に「ここは子どもスペース」と意識できるようにする。おもちゃは自分で片づけられるようにしていく。
学童期
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子ども部屋とリビングを
使い分ける時期ランドセルや勉強道具、ゲームなど子どもが自分で管理するモノが増え、成長と共にモノが子ども部屋に移動。習い事の道具はどこに置くか、友達が来たらどこで遊ぶかなど「共通空間」としてリビングの使い方を子どもと決める。
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リビングに学習コーナーを作る
学習机を置くスペースがあればベストだが、作り付けカウンターやダイニングテーブルでもOK。ただし、学習用品を収める収納はきちんと用意したほうが、効率よく学習できる。
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子ども用家具をどこに置くか見直す
高学年になると、子ども部屋で勉強したり、友達が来たときに自室で遊びたいことも出てくる。子どもと相談し、どこで何をしたいのか聞いて、リビングに置いていた家具をどこに置くか見直す。
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