共働きの家づくり 5つのポイント
忙しい共働きはつい雑誌の収納法を見て、すぐ収納用品を買ってしまいがちですが、それでは余計なものを増やす結果に。設計時に出し入れしやすい置き場所や収納法を決めておけば、散らかったとしてもすぐに片づきます。
収納カウンセラー飯田先生が確立した「収納指数」。
ものを使う時の動作を数値化して、収納計画に活用しましょう。
収納指数が少ないほど、「ラク」で「ストレスのない」
よい収納になります。
飯田久恵 先生
(株)ゆとり工房(https://www.yutori-cobo.co.jp)代表。(社)日本収納カウンセラー協会理事長。結婚後、専業主婦を経験し、子育てをしながら、システムキッチンや収納家具の設計に従事。片付けの手順を編み出すことに成功し、「モノが片付く5つのステップ」や「収納指数®」を提唱。
物の指定席を作ると
ダブり買いがなくなる
冷蔵庫の中に肉、魚、卵、牛乳などの指定席が決まっていれば、ある・なしが一目でわかります。ティッシュなどの消耗品も同じ要領で場所を決めて、ストックを増やしません。
収納で重要なのは奥行
収納物に適したサイズに
収納の奥行は深いほうがたくさん入っていいと思っていませんか?実際は収納が深すぎると、奥側のものが見えにくく、出し入れが不便になります。すぐに取り出せる収納を心がけましょう。
収納指数®を
最小限にする
洗濯も台所仕事も掃除も、収納指数®が少ないほどラクになります。収納指数®が少なければ、片づけもラクちん。子どもに片づけのしつけもしやすくなります。
きちっとした収納があれば、
夫も妻も片づけられる
家づくりは収納をそろえる人生最大のチャンス。仕事と家事を両立させるために、家族全員で設計段階からしっかり収納計画をたてましょう。
インテリアは収納を
考えてから決める
多忙な共働きファミリーでは片づけやすく掃除をしやすいことが最優先。見た目優先で買ってしまい、後悔しないモノを選びましょう。
ダイニング回りには
収納が必要
共働き家庭にとって、ダイニングテーブルはコックピットのようなもの。短時間で書類を処理したり、片づけられるように、文房具やプリントなどの収納を、設計のときに確保しましょう。
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