セキスイハイム中国株式会社(本社:岡山市、社長:生田和正)は5月10日(土)、家族と共に成長する家「クレスカーサ」(鉄骨系ユニット住宅)のモデルハウス(広島県では第1号)を東亜祇園ニュータウン「春日野」(広島市安佐南山本新町2丁目203番20他)の一角にオープンします。(1階64.33㎡・2階63.71㎡、延床面積128.04㎡)
『クレスカーサ』はセキスイハイムの原点((1)工場生産による品質・性能の確保、(2)時代を先取りした生活提案、(3)量産・量販によるコストパフォーマンスの高い住宅)に立ち戻って「経済的で安心して永く住み続けられる住まい」をテーマに開発した商品で、2007年10月から岡山・広島・山口県で先行的に販売しています(全国発売は2008年秋からの予定)。広島モデルハウスには3.32kWのソーラーパネルを搭載しており、「エコ・節約・快適」生活が体感できます。
セキスイハイムグループではクリーンエネルギーの太陽光を活用した太陽光発電システム搭載住宅を1998年に発売、2008年3月末で累積販売棟数は6万棟を突破、業界トップの実績があります。6万棟突破を記念して「でっかく創エネ、でっかく快適」をテーマに『おひさまハイムキャンペーン』(4月26日~8月31日)を開催しますが、広島モデルハウスはそのキャンペーン会場にもなります。当社ではクリーンエネルギーの太陽光発電システムの一層の普及に取り組むことにしています。
『クレスカーサ』広島モデルハウスの見所
1.暮らしの変化に合わせて家そのものを変化
これからの住宅は「住み継ぐ」がキーワード。地球環境問題がクローズアップされる中、資源を有効に使う、つまり長期耐用が求められています。国も住宅政策に「長期優良住宅(いわゆる200年住宅)」構想を掲げていますが、その実現には耐震性や耐久性の他にライフステージの変化、家族構成の変化に対応して、間取りの変更や増改築・減築を容易に行なえるようにする必要があります。『クレスカーサ』は、暮らしの変化に対応できるよう、数々の工夫・提案を行い、自由度の高い空間を創出しています。
(1)可動収納はキャスターで容易に移動
天井と同じ高さの可動収納は、間仕切りの役割も果たしています。キャスターで容易に移動できるので部屋の模様替えも簡単に行えます。
(2)ファンクションウォール
機能性とデザイン性を兼ね備えた自由自在な壁面システム「ファンクションウォール」。可動棚、マガジンラック、ハンガー、デスクなどを組み合わせることで暮らしに変化を与え、楽しむことができます。
2.「エコ・節約・快適」生活の体感
『クレスカーサ』広島モデルハウスは、太陽光発電システム6万棟達成記念イベント「おひさまハイムキャンペーン」の会場にもなっており「環境にやさしく、家計にもやさしい、快適な生活」が体感できます。
■東亜祇園ニュータウン「春日野」について
東亜祇園ニュータウン「春日野」は、広島市のディベロッパー東亜地所(株)が2000年から開発に着手している総開発面積約103万㎡、計画区画数2,351区画(計画人口約1万人)の一大ニュータウン。2003年から分譲が開始され、すでに入居世帯も400世帯を突破しています。2004年から春と秋に住宅メーカーと住宅展(一定期間展示後売却)を開催しており、『クレスカーサ』広島モデルハウスは今回"春の住宅展"(5月10日~6月8日)に参加します。
■『クレスカーサ』の特徴
1.開発コンセプトは「家族と共に成長する家」
『クレスカーサ』は団塊ジュニア・ネクスト世代の住ニーズに応えて開発した商品で、セキスイハイム本来の高い基本性能をベースに「家族と共に成長する家」が開発コンセプト。住宅は夫婦2人の時、子育ての時、子供が成長した時期、子供が独立して出ていった時であり方が変わります。『クレスカーサ』はオープン空間を基本に可動間仕切り・可動建具・可動収納・スライディングウォール・ファンクションウォールを駆使してライフステージの変化に対応できるよう可変性を大幅にアップさせています。将来、構造補強なしで外壁にタイルを張ることや屋根に太陽光発電システムを設置することも可能。1ユニットごとに完結した屋根を開発、高耐久の既設屋根をそのまま残しての増改築を可能としました。
2.基本性能の強化
4つの基本性能を強化しています。まず耐震性能。安心して暮らすことができる品確法の最高耐震・耐風等級「3・3・2」を標準採用。第2は省エネ性能。次世代省エネ基準のC値(隙間相当面積)≦5.0c㎡/㎡を大きく上回る2.0c㎡/㎡に強化。Q値(熱損失係数)も2.05W/㎡Kと鉄骨系住宅最高水準の高気密・高断熱を実現。第3は快適性能のアップ。空気温熱環境技術のレベルアップで、1年を通してワンランク上の快適性能を実現。第4は防犯性能。大開口部に防犯サッシ(合わせペアガラス)、玄関にはピッキングに強いディンプルキーを標準装備しました。
3.ライフサイクルコスト(LCC)の削減
『クレスカーサ』はユニット工法の原点に回帰し、(1)生産効率の向上、(2)ユニット完結型システムの構築、(3)1ユニット完結屋根 (4)総2階建てプランに限定するなど、生産・設計・施工の全工程で効率化を行い、イニシャルコストを削減。さらに、メンテナンスコストや光熱費などランニングコストも極力抑え、トータルで住まいの生涯にかかる費用(LCC)を削減しています。
4.シンプルな外観・内装
外観はいつまでも飽きがこないシンプルボックスデザイン。(1)庇の出をなくした「ウォールパラペット」、(2)ボックスデザインを強調した「インナーキャンチバルコニー」、(3)意匠性を向上させたピクチャー大開口、(4)パール塗装を施した外壁、(5)外部空間提案として格子の玄関ポーチを採用。内装については、ミニマルモダンスタイル(直線機能美)と柔和な風合い(ナチュラルな素材感)を合わせ持つ「ソフトミニマルスタイル」としています。
5.専門の販売チームを組織
『クレスカーサ』は、新しい時代へ向けてのセキスイハイムの戦略商品。これまでの総合住宅展示場を中心とした営業スタイルから脱皮し、『クレスカーサ』専門の販売チームを組織して販売にあたっています。
■「おひさまハイム」キャンペーン
セキスイハイムグループでは、4月26日~8月31日まで全国で「おひさまハイムキャンペーン」を開催します。「おひさまハイム」とは、<大容量太陽光発電システム+環境・快適性能+建てる前の環境・家計・快適シミュレーション+建てた後のサポート>で構成される「環境・家計サポートシステム」の総称で、太陽光発電システムのある暮らしの「エコ・節約・快適生活」をアピールするキャンペーンです。
全国のキャンペーン会場では、「おひさまハイム」の体験・体感が可能。専用サイト(http://www.ohisama816.com)を立ち上げ,光熱費削減の工夫、コンサルティングを行います。また、キャンペーン期間中に太陽光発電システム搭載住宅をご契約頂いたお客様に対しては、日常生活で発生するCO2(年間1t分)を、お客様に代わって当社が費用を負担し埋め合わせる「カーボンオフセット」サービスを行うなど、さまざまなイベントが計画されています。
太陽光発電システムの採用率は2007年度で43%ですが、今回のキャンペーンによって55%に引き上げることを計画しています。
■セキスイハイム中国(株)について
セキスイハイム中国(株)は岡山県、広島県、鳥取県、島根県、山口県の中国地方を地盤とするセキスイハイムグループの住宅販売会社で、本社は岡山市にあります。設立は1975年。2003年、中国地区各県にあったセキスイハイムを統合してセキスイハイム中国(株)が誕生しました。売上高は338億円(2007年度)。
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