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プレスリリース

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「おひさまハイムキャンペーン」大好評のうちに終了。
快適さとエコ、両方を兼ね備えた環境配慮型住宅の普及に貢献

太陽光発電システム採用数25%増、受注棟数6%増など前期実績上回る!

2008年9月18日
積水化学工業株式会社

積水化学工業株式会社 住宅カンパニー(プレジデント:高下貞二)が、4月26日(土)から8月31(日)まで開催した『おひさまハイムキャンペーン』では、全国延べ930会場で21,000組を動員、受注棟数は前年同期比6%増となりました。期間中を含めた4~8月の太陽光発電システム(以下PV)採用数(新築)は2,500棟と前年同期比25%増を達成、搭載したPVの発電容量も平均4.22kW(同4.13kW)となり、前年同期の実績を全て上回りました。光熱費の値上がり不安、環境問題への関心の高まりなどから、セキスイハイムの「環境・家計サポートシステム」が好評を呼び、大容量のPVへの関心が以前にも増して高まっています。

当社がクリーンエネルギー利用のPVを導入したのは10年前。1998年にまず新築住宅から搭載を開始し、2000年からは既に入居済みの住宅でも展開するなどその取り組みを強化してきました。2008年3月末でPV搭載住宅は、累積で60,000棟を突破、『おひさまハイムキャンペーン』が終了した8月時点では63,000棟を上回っています(新築51,800棟、既存11,300棟)。さらに、当社が販売した住宅のCO2削減量を合算すると8月末時点で約125千トン、これは約8,900ヘクタール(東京ディズニーランド175個分)の森林効果に相当します。
(添付資料:セキスイハイムのCO2削減量参照)

『おひさまハイム』は単にPVを搭載するだけでなく、高い躯体性能による環境・快適性能をベースとして、PV累積6万棟の販売実績から裏付けられた環境・家計・快適シミュレーションとライフスタイルに合わせた入居後の様々なサポートシステムで構成される、セキスイハイム独自の「環境・家計サポートシステム」です。当社では、経営の基軸に「環境」を明確に位置づけ、環境貢献製品の拡大に努めておりますが、環境問題がより深刻になった今、快適性に優れ地球環境と家計に優しい「エコハイム」の訴求、拡販に努めていく考えです。

『おひさまハイムキャンペーン』の最終結果

  • 来場者数は930会場で21,000組
  • 期間中を含めた4~8月の受注棟数は前年同期比6%増
  • PV採用数は2,500棟と前年同期比25%増達成、PV搭載累積63,000棟突破
  • PV発電容量は平均4.22kW※1と大容量
  • 「光熱費シミュレーション」実施率が65%に上昇
  • 専用サイトへのアクセス数は45万件を突破

※1 平成19年度「住宅用太陽光発電システム導入状況に関する調査(新エネルギー財団)によると、一般の設置容量は平均3.42kWで、当社は平均を0.8kW上回っています。

■『おひさまハイム』キャンペーンの最終結果

1.延べ930カ所の会場で展開

『おひさまハイムキャンペーン』は、展示場・工場・入居者邸・完成現場などを会場に開催。延べ930会場で21,000組を動員、当初の目標を大幅に上回りました。

2.PV採用数は25%増と大幅上昇、発電容量の平均も4.22kWと大容量に

光熱費の値上がり不安、環境問題への関心の高まりなどから、キャンペーン期間中を含めた4~8月のPV採用数は2,500棟(前年同期比25%増達成)と大幅に上昇しています。また、PV採用数の上昇とともに「ウォームファクトリー」の快適性と「PV」の経済性の両立をお客様にご理解頂き、1棟当りの発電容量も4~8月の平均で4.22kWと大容量となっています。

3.「光熱費シミュレーション」実施率が65%に

『おひさまハイムキャンペーン』では、累積6万棟の販売実績をベースに、現在お住まいの住宅の光熱費をライフスタイルごとに分析。計画中の新居の光熱費・CO2削減量・メンテナンス費用等、精度の高いシミュレーションを行うことで建てる前の性能の「見える化」(「環境・家計・快適シミュレーション」)をアピールしてきました。中でも「光熱費シミュレーション」が好評で、実施率は65%と大幅に上昇しています。
このほか、LCCに関するシミュレーション実施状況も増加。お客様の住宅に関する長期耐用性に対する関心も反映するかたちとなりました。

4.快適+エコ+家計配慮が浸透

当社ではPV搭載だけでなく、高気密・高断熱の躯体性能に加えオール電化・エコキュートの採用といった高い快適性能と環境への配慮、光熱費の削減を目指した商品供給に努めています。キャンペーンの実施により、4~8月の累計でオール電化が91%(前年同期87%)、エコキュート71%(同67%)などと上昇しました。これは快適性をベースに、地球環境に加え家計にも優しい点がお客様から高い評価を頂いた結果といえます。

■キャンペーンサイトへのアクセス数は8月末で45万件

新たに「おひさまハイムFAN」サイトを開設し、「おひさま家族」ムービーの放映、全国のイベント情報、光熱費削減の工夫など「おひさまハイム」の理解の促進を積極的に図りましたが、このキャンペーンサイトへのアクセス数は8月末で45万件を数えました。おひさまID登録の入居者に対しては、光熱費削減のためのコンサルティングサービスも行い好評を得ています。(http://www.zero-club.net/)
特にPVにまつわる多彩なコンテンツを用意。「おひさまハイム応援団」ではPVに関するリポートや光熱費の状況など、お客様が実際にお住いになられて実感された生の声が紹介されています。また、光熱費の削減やPVを採用することでどのようなメリットがあるのかについて、お客様のインタビューなども交えて具体的にわかりやすく紹介していることも特徴。他のメディアにはない詳細なコンテンツ内容となっており、そのことがアクセスの増加につながりました。
またキッズ版「エコハイムキッズ」サイトのアクセスも好評でした。川村康文・東京理科大学理学部教授が地球温暖化や酸性雨、省エネ、新エネルギーといった内容についてわかりやすく解説した「エコハイム教室」などを用意。夏休みの自由研究にも役立てられたようです。

<参考>

セキスイハイムのCO2削減量(新築、既築) (単位 千t-CO2/年)
年度 太陽光発電 次世代省エネ仕様 エコキュート 合計 累計
~2001 14.3 6 0.2 20.5 20.5
2002 7 2.9 1 10.9 31.4
2003 11.8 3.3 2.9 18 49.4
2004 12.4 3.5 3.8 19.7 69.1
2005 11 3 3.8 17.8 86.9
2006 9.1 3.2 4.2 16.5 103.4
2007 7.5 3.1 4 14.6 118
2008/4/8 3.7 1.2 1.8 6.7 124.7
2008(計画) 7.9 3.3 4.2 15.4 133.4
・次世代省エネルギー基準:
新省エネルギー基準に比較して棟当り270kg-CO2削減
・エコキュート:
500kg-CO2/台削減(ガス燃焼式給湯器に比べて)
・太陽光:
容量1kWあたり309kg-CO2削減
容量1kWあたり950kWh/年の発電量があり、発電電力1kWhあたり全電源平均原単位0.378-太陽光の原単位0.053=0.325kg-CO2削減として試算

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