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プレスリリース

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— "セキスイハイムの木の家"—

『グランツーユー AT(エイ・ティ)』の発売について

■2~3(または4)人の少人数家族にジャストフィットする住まいを提案
■新開発の「ATユニット」により、無駄なく隅々まで使える2階空間を確保
■2×6工法ならではの高断熱をはじめとする基本性能の高さを実現

2009年1月16日
北海道セキスイハイム株式会社

北海道セキスイハイム株式会社(社長:橋島正治)では、「環境」(省エネ)「快適」(断熱性能)「安心」(耐震・耐久性能)をキーワードにセキスイハイムの販売に努めて参りましたが、この度、北海道限定の"セキスイハイムの木の家"『グランツーユー AT』※1を開発し、2月6日(金)より新発売いたします。
当社では、従来から北海道エリア向け商品として鉄骨系住宅の「ノースワード」を中心に販売をいたしております。また、2005年には北海道エリアとして独自開発した「シェダン」を発売。2007年にはその断熱性能の高さと環境貢献へ取り組みが認められ経済産業省より「省エネ大賞」※2を受賞しました。
今回発売する『グランツーユー AT』は、今後ますます増加する少人数家族(2~3(または4)人)に向けたジャストサイズの木質系住宅。2×6ユニット工法による「グランツーユー」ならではの高い基本性能に加え、新開発の「ATユニット」による自由度の高い空間(2階天井高は最高3.6m)を確保。外観についてもパノラミックな「二階大開口」により、自然とのつながりが感じられるデザインとしました。さらに、暖房負荷の大きい北海道の住宅事情に配慮し、木造住宅トップクラスの高気密・高断熱性能(Q値=1.2、C値≦0.99)により、暖房エネルギーを減らすことで「暖房費の低減」「環境負荷低減」を実現。まさに、"無駄なく隅々まで使える省エネルギーなエコ住宅"と言えます。当社では、新商品の発売により戸建て商品ラインアップのさらなる充実を図ります。

『グランツーユー AT』の特長

1.2~3(または4)人の少人数家族にジャストフィットする住まいを提案

総務省のデータによると、2030年の北海道の人口構成比は、子供(0~14才)が8.5%と少子化が進み、全国的にも2~3人の少人数家族が増加傾向と予測しています。夫婦2人の生活から子育て期を経て、再び夫婦2人へ戻るご家族は、大きな住まいより可変性のあるジャストフィットする大きさの住まいを求めると考えられます。『グランツーユー AT』は、そんなご家族に対して、延床面積120㎡(2007年度当社新築住宅平均を約1割下回る広さ)を中心に可変性の高い住まいをご提案します。

2.新開発の「ATユニット」による無駄なく隅々まで使える2階空間

2階居室と屋根をユニット化した「ATユニット」を新たに開発しました。急勾配の屋根は現地施工では安全と精度に問題が生じがちですが、ユニット化することで解決。1日で雨仕舞い施工することから、降雨等による品質低下も防げます。また、950mmの立ち上がりと8寸勾配屋根との組合せにより、隅々まで使うことが可能となりました。さらに、8寸勾配屋根を生かした最高天井高3.6mやパノラミックな連続窓「ATウインドウ」は、暮らしや外観を豊かに演出します。

3.2×6工法ならではの高断熱をはじめとする基本性能の高さを実現

カナダを中心に北米の寒冷地では、2×4工法をさらに進化させた2×6工法の家がスタンダードになりつつあります。「グランツーユー」は、この2×6工法をベースに工場で主要構造部の大半を生産する
2×6ユニット工法を採用しており、性能を極めた次世代の木造住宅として本州エリアで2004年より発売しています。『グランツーユー AT』は北海道のオリジナル商品として、断熱性能を強化し、道内でも最高水準の高断熱性能(Q値=1.2)を実現。少ないエネルギー(次世代省エネⅠ地区仕様に比べ光熱費約30%削減[当社シミュレーション値])で温度差の少ない快適な住まいをご提供します。
また、積雪160cm地域の積雪荷重にも耐える構造躯体と無落雪屋根材を組み合わせることで、敷地の有効活用を可能にしました。さらに、高い耐震性能や品確法の劣化等級の最高ランクを取得した耐久性により、安心して永くお住まい頂けます。

  • ※1 「グランツーユー」はセキスイハイムの木質系2×6工法商品シリーズの総称です。
    「AT」はAttractive(魅力的な)Attic(小屋裏空間)の英頭文字の2字を記号として付与しています。
  • ※2 経済産業省主催「平成19年度省エネ大賞」省エネルギーセンター会長賞受賞

■ツーユーホームの歴史と『グランツーユー AT』開発の背景

セキスイハイムの木質系ブランド「ツーユーホーム」は2×4工法と当社独自のユニット工法を融合、「工場で作る木の家」として、1984年東北地方にて本格的な販売を開始し、今年で25周年を迎えます。北海道では1986年から発売し、2007年度末で累積約4700棟の実績があります。2004年には本州で2×6工法を採用した「グランツーユー」を発売、断熱性能の向上を中心に「最高級の住み心地」を目指してきました。今回の『グランツーユー AT』は、2×6工法の「グランツーユーシリーズ」をさらに進化させた北海道限定モデルとして、より多くのお客様にご満足いただける商品と考えています。
総務省の国勢調査によると、北海道では少子高齢化が急速に進行しています。また、全国的にも夫婦のみの世帯(2000年18.9%→2005年20%)や夫婦+子ども1人の世帯(2000年19.7%→2005年20%)が増加傾向にあり、2015年には夫婦のみの世帯が24%、子ども1人の世帯も22%になると予測されています。『グランツーユー AT』は、このような家族形態の変化に対応するため、2人~3(または4)人で構成される少人数家族のお客様に、ジャストサイズで使い勝手の良い住まいを提供することを目指して開発しました。

■『グランツーユー AT』の商品概要

1.2~3(または4)人の少人数家族にジャストフィットする住まいを提案

少子化時代の若い夫婦や、子どもが独立した50代以上の夫婦など2~3(または4)人の家族にとって、コンパクトな設計の『グランツーユー AT』はジャストフィットする住まいと考えます。2×6の頑強な躯体により、1階・2階ともユニットの外周以外は構造上の壁をほとんど必要とせず、特に2階は家族数の変化に応じて間仕切り位置を変更しやすい配慮をしています。家族構成やライフスタイル、加齢に伴う身体状況などの変化にも柔軟に対応することが特徴です。

第1ステージ

子どもが幼い時期は主寝室で家族一緒に川の字になって寝ます。さらにはプレールームも配置しのびのびと過ごせるように配慮しています。

第2ステージ

子どもが成長した第2ステージには主寝室と子ども部屋として別々に配置して独立性を持たせています。

第3ステージ

さらに、子どもが独立する第3ステージでは大きな寝室内で夫婦のスペースを緩やかに仕切る事でほどよい距離感を保ちます。さらに余ったもう1部屋を趣味のスペースなどとして活用できるようにしています。

2.新開発の「ATユニット」により、無駄なく隅々まで使える2階空間を確保

一般的に急勾配屋根で構成された2階空間は軒先側の天井が近いため隅々まで有効活用することが出来ません。『グランツーユー AT』では新開発の「ATユニット」を採用することで、最高3.6mの高さの8寸勾配天井と軒先部を950mm立ち上げることで、デッドスペースを極力少なくし、隅々まで使える空間を確保しました。

「ATユニット」の採用は、暮らしの楽しみ方を広げることにも貢献します。幅約4mにわたる連続した大開口(ATウィンドウ)により外部空間との一体感や四季のうつろいを感じていただくことが出来ます。また、天井面に光を拡散し穏やかな空間を彩る「コーブ照明」や、屋根形状に合わせて設置する書斎コーナーといった多彩な空間演出も楽しめます。

一般的に現地にて施工する急勾配屋根の場合、精度に問題が生じがちですが、『グランツーユーAT』はユニット化することでこれを解決。工場内生産により、安全でかつ正確な施工が可能となりました。

3.2×6工法ならではの高い基本性能を実現(断熱性能、耐積雪性能、耐震・耐久性能)

(1)断熱性能

北海道の厳しい寒さに対応するためには高い基本性能が求められます。『グランツーユーAT』では、高性能グラスウール24Kを外壁に140mm、屋根・天井には235mm、床にも同16Kを140mm充填。窓には高断熱Low-Eガラス(アルゴンガス封入)を採用し、建物全体の熱損失係数Q値=1.2W/㎡K※3、気密性能C値(隙間相当面積)≦0.99c㎡/㎡を達成しています(当社では、Q値を邸別にシミュレーションしてお客様に提示)。これにより、上下階の温度差が少なく(1階床面から2階天井面まで2℃以下※4)、暖房費が一般的な省エネ住宅(次世代省エネ基準Ⅰ地域仕様)に比べ約30%※5抑えられることに加え、CO2排出量が少なく環境に優しいことも特長の一つとなっています。

  • ※3 モデルプランにて算出 ※4 岩見沢実験棟をベースとしたシミュレーション値
  • ※5 モデルプランでの当社シミュレーション値、実際にはお客様の暮らし方によって変わります。

(2)耐積雪性能

『グランツーユー AT』では、2×6の外壁躯体と2×10の屋根パネルにより、160cmの積雪に耐えられる頑強な躯体を実現しました。また、無落雪屋根材(ガルバリューム鋼板)を選択すれば、敷地の有効利用や除雪・排雪の負荷を軽減させることができます。

(3)耐震・耐久性能

「グランツーユー」シリーズについては加振機による実大耐震実験を実施。2階建ての建物で阪神・淡路大震災(818ガル)、想定東海地震(1330ガル)、阪神淡路大震災の2.7倍(加振機の限界2202ガル)など単体の大きな地震のみならず、繰り返しの大きな揺れにも耐えられる耐震性能を確認しています。
また、品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律/平成11年法律第81号)の「劣化の軽減」について最高ランクを標準取得した高い耐久性能も特長です。コンセントや分電盤などの細かな部分からも湿気や冷気が入りにくい施工を施すことで気密性能C値(隙間相当面積)≦0.99c㎡/㎡を達成しています。さらに、外壁・屋根に通気層を設ける事により、万が一躯体内に湿気が侵入した場合もスムーズに外に逃がすことができます。

■販売価格と販売目標について

販売価格は3.3㎡あたり60万円台から。販売目標は2009年度100棟を計画しています。

■北海道セキスイハイム(株)について

設立:
昭和50年10月1日
資本金:
2億円(積水化学工業 100%出資)
代表者:
代表取締役社長 橋島 正治
売上高:
170億円(平成19年度3月)
従業員数:
334名(男性276名・女性58名/平成19年度3月)
事業内容:
ユニット住宅「セキスイハイム ツーユーホーム」の販売及び施工
インテリア、リフォーム(増改築)エクステリア(造園)、不動産の販売・仲介など
支店:
旭川、函館、帯広、苫小牧
営業所:
北見
展示場:
札幌市内および近郊、旭川、函館、帯広、北見、千歳、苫小牧、室蘭、釧路
関連会社:
北海道セキスイファミエス株式会社
株式会社北方住文化研究所
北日本セキスイ工業株式会社
本社所在地:
〒001-0014 北海道札幌市北区北14条西4丁目2-1ハーモネートビル

■『グランツーユー AT』の代表的な外観・及びプラン

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