セキスイハイムグループでは、子育て世代への訴求強化の一環として、立命館大学 隂山英男教授とのコラボレーションによる「子どもが賢く育つ家づくりプロジェクト」を2月から展開していますが、北海道セキスイハイム株式会社(本社:札幌市、社長:橋島正治)では、その一環として7月19日(日)に、『ノースワードかげやまモデル』の展示場(鉄骨系ユニット住宅)を岩見沢展示場(岩見沢市東町 2条5丁目246番)内にオープンします(1階75.88㎡・2階61.09㎡、延床面積136.97㎡)。
『ノースワードかげやまモデル』は、北海道向けに開発した「ノースワード」の高い躯体性能と温熱環境をベースに、教育界の第一人者で子どもの学力向上にも実績がある隂山教授の子育てのノウハウ「百ます先生、住(10)の提案」をプラスαした建物。
特徴は、(1)どこでも学習できる場所づくり (2)生活習慣を支えるしかけ (3)家族のコミュニケーションを演出するの3点です。今回のオープンハウスでは、さらに太陽光発電システムも搭載。「おひさまハイムキャンペーン」(4月25日~8月31日まで開催)と連動したイベントも展開いたします。
『ノースワードかげやまモデル』の見所
1.子育てノウハウ「百ます先生、住(10)の提案」を導入
『ノースワードかげやまモデル』では、(1)どこでも学習できる場所づくり (2)生活習慣を支えるしかけ (3)家族のコミュニケーションを演出することに配慮したほか、「百ます先生、住(10)の提案」を住まいづくりのヒントとして紹介します。
例えば、1階はオープンなLDK大空間とし、ダイニング横に大きなカウンターデスクと本棚を設置することで、子どもたちが勉強しやすくしました。対面型キッチンを採用することで、家族間のコミュニケーションが図りやすくなっています。また、2階の子ども部屋は、子どもが小さな頃はオープンな空間にし、成長に応じて部屋が仕切れるように可変性の高い空間を実現しています。なお、『ノースワードかげやまモデル』展示場において、隂山氏によるセミナーも開催する計画です。
2.「おひさまハイムキャンペーン」を実施
地球温暖化対策は待ったなしの状況です。また、一方で世界同時不況の中、経済活性化への期待も強まっており、こうした中、政府は環境・経済の両面から、国として太陽光発電システム(以下PV)の導入を推進することを打ち出しています。これに伴い補助金制度が復活するなど、PVの本格的普及に向けた環境が整いました。「おひさまハイムキャンペーン」では、このような背景を受けて家計と地球のための環境応援プラン「おひさまアースエイド」を実施し、PVを全邸に提案。PV設置費用の一部を負担し、普及を加速させることで環境に貢献するのが狙いです。
■『岩見沢展示場』について
JR線函館本線の岩見沢駅から車で5分の立地。生産工場内(北日本セキスイ工業(株))に位置し、当社では今回の『ノースワードかげやまモデル』のほかに、北海道で光熱費ゼロを実現した「シェダン」のモデルハウスも設置し、多くのお客様から高い評価を頂いています。
■『ノースワードかげやまモデル』について
『ノースワードかげやまモデル』は、北海道向け住宅「ノースワード」が有する高い躯体性能と居室の温熱環境をベースに、隂山教授の子育てに関する提案をプラスαした建物です。
特徴は、どこでも学習できる場所づくりや生活習慣を支えるしかけ、家族のコミュニケーションを演出することです。
子育てノウハウ「百ます先生、住(10)の提案」を展開
隂山教授の子育てに関するノウハウを「百ます先生、住(10)の提案」として抽出しました。
- (1) 質のいい、睡眠時間確保で子どもの学力はあがる。
- (2) リビングダイニングを家庭学習で積極的に利用する。
- (3) 図鑑、辞書、地球儀は常に身の回りに置こう。
- (4) 料理は想像力。親子でクッキングを楽しもう。
- (5) 自然に数や数字の意味を知る工夫を随所に。
- (6) 工夫する収納、学ぶ収納で身のまわりがスッキリ。
- (7) 大型テーブルがあると子どもは勝手に工夫して使う。
- (8) お手伝い、お掃除を日課にする。
- (9) 玄関を広くきれいにすると友達が増える。
- (10) 子ども部屋は子どもと一緒に成長する。
というのがその内容です。
1階全体は——
あらゆる場所に本棚を設置することで、子どもたちが勉強しやすい環境を提案しています。
1階はオープンなLDK大空間。ダイニング横には大きなカウンターデスクと本棚を設置し、パソコンもここに配置すれば母親が一括管理することができます。さらに、リビングには図鑑や辞書、地球儀などをおけるTVボード・本棚も設置。トイレにも本棚を設けています。また、キッズクロークをリビングの一角にある畳ルームに配置することで、子どもたちが身の回りの物を片づける習慣を身につけることにもつながります。キッチンは対面型タイプを提案。母親と子どもが一緒に行動しても十分な幅と奥行きを確保し、IHクッキングヒーターの採用で安全性に配慮します。さらに対面型キッチンである利点として、リビングやダイニング畳ルームにいる子どもたちの様子を見守ることができる上に、コミュニケーションも図れるようになっていることもあげられます。
2階の子ども部屋は——
2階の子ども部屋は、子どもが小さな頃はオープンな空間にし、成長に応じて部屋が仕切れるように可変性の高い空間づくりを行います。また、質の良い睡眠が確保できるように、遮音性の高い外壁と遮光カーテンを組み合わせれば十分な睡眠対策が可能となります。このほか2階に設置するトイレの近くに本棚を設けることも、読書の習慣を身につけるために最適です。さらに、太陽光発電システムを搭載した建物では、子どもに毎日発電量を記録させる習慣を持たせることで、自然に数字にふれあう機会ができる上、環境意識や節電の習慣も身につけることが可能となります。
■「おひさまハイムキャンペーン」について
セキスイハイムグループでは8月31日まで、「おひさまハイムキャンペーン」を実施しています。当社独自の家計と地球のための環境応援プラン「おひさまアースエイド」により太陽光発電システムの全邸提案活動を推進し、設置支援とそれに伴う環境貢献活動を行います。
具体的には、「J-PEC補助金(7万円/kW)」+「おひさまアースエイド(7万円/kW)」+「地方自治体補助金(+α)」=PV設置支援が14万円/kW+αとなり、PVの償却期間を短縮。4kWタイプでは、年間売電換算額はおよそ10万円(当社のシミュレーション値)となりますが、約17年でイニシャルコストが償却できます。その後は毎年およそ10万円の売電利益を生み出すこととなり、家計にも役立つことなどを訴求しています。
■「ノースワード」について
「ノースワード」は1983年の発売以来、北海道内で約17,000棟の施工実績を誇るロングセラー住宅で、現在も当社の主力商品です。北海道の家づくりにおいては、厳しい気候風土に応じた「高い断熱・気密性」と積雪時の加重負荷を考慮した「高い耐震性能」が求められますが、「ノースワード」は工場内で家づくりの大半を行うことで高い性能と品質を確保し、これらの点についてしっかり対応しています。
第一に、"断熱施工"を環境の安定した工場内で行うことで高い品質を確保しています。
一般的な住宅では3種類の大きさの断熱材をカットして現場で施工しますが、「ノースワード」は約40種類にプレカットされた断熱材を隙間なく確実に工場内で充填します。このことから、カタログなどに明記された計算値である断熱性能を実際のお客様の家で確実に達成することが可能となっています。次に、北海道は地震の多いエリアで過去にも震度6以上の大地震が何度も起きていますが、北海道の家づくりで耐震性能を考える時、屋根に雪が載り大きな加重がかかることを考えなければなりません。建物にはより高い耐震性能=丈夫な構造が求められます。「ノースワード」は、鉄骨の柱と梁をボックス型の一体構造に溶接した"ボックスラーメン構造"を採用し、柱には最大9ミリ厚の鋼管柱を採用することで、震度6以上の大地震が複数回訪れても安心して住み続けることができる丈夫な構造となっています。
■北海道セキスイハイム(株)について
北海道セキスイハイム(株)は北海道全域を地盤とするセキスイハイムグループの住宅販売会社で、本社は札幌市。売上高は170億円(2008年度)です。
【隂山英男教授のプロフィール】
1958年兵庫県生まれ。岡山大学法学部卒。
兵庫県朝来(あさご)町立(現朝来市立)山口小学校教師時代から反復練習で基礎学力の向上を目指す「隂山メソッド」を確立し脚光を浴びる。
2003年4月尾道市立土堂(つちどう)小学校校長に全国公募により就任。
「百ます計算」や「漢字練習」の反復学習を続け基礎学力の向上に取り組む一方、そろばん指導やコンピューターの活用など新旧を問わず積極的に導入する教育法によって子供たちの学力向上を実現している。
2006年4月から立命館小学校副校長、立命館大学教授を兼任。
文部科学省・中央教育審議会教育課程部会委員。内閣官房「教育再生会議」元有識者委員。
大阪府教育委員会教育委員。
- 著書:
- 「本当の学力をつける本」「学力の新しいルール」(文芸春秋)
「隂山メソッド 徹底反復」シリーズ(小学館)など多数。
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