4.環境にやさしい地球思いの壁
セメント系外壁は製造過程で大量のCO2が発生しますが、BRは原料の製造での化学反応で発生するのは水だけで、また、成型時の焼成温度はセメント系外壁より低く、焼成時間も短時間で済むことから、製造過程全体でのCO2発生量はセメント系外壁の7分の1程度です。さらに、BRは99%が天然素材なのでリサイクルが可能で、土に混ぜて再び大地に戻すことができます。以上のことから、BRは環境にやさしい地球思いの外壁といえます。
■LCCを大幅に削減
住まいづくりを考える時、将来の維持費まで考える必要があります。『BRシリーズ』は、高気密・高断熱の構造躯体をベースに、外壁の高い耐汚性・耐久性に加え、定期的に塗装する必要が無いことから、一般的な住宅に比べ光熱費・メンテナンス費等のLCCを大幅に削減することが可能です。つまり『BRシリーズ』の住宅は環境性能に優れ、環境にも家計にもやさしい住宅といえます。
■全国発売にあたって商品の魅力をアップ
1.外壁のカラーバリエーションの拡充
『BRシリーズ』の全国発売にあたって外壁のカラーバリエーションを拡充します。これまでのベージュ色(グレースベージュ)、ホワイト色(グレースホワイト)に加え、ブラック色(アーバングレー)を追加して、モダンな演出も可能なツートンを展開、街並みと調和しながらもさりげない高級感を演出します。
2.快適エアリーと太陽光発電システムを併せて提案
『BRシリーズ』は地球環境にやさしい住宅ですが、全国発売にあたっては、好評の床下空間を活用した通年型空気調節システム「快適エアリー」と太陽光発電システムを併せて提案します。「快適エアリー」はユニット工法ならではの床下大空間にヒートポンプ式空調と熱交換型第1種換気システムを併設することで温度・湿度、空気環境を季節に応じて調節することができます。冬は足元からじんわりとあったかになり、夏は冷房・除湿機能を稼動することでさわやか空間が実現します。「快適エアリー」と太陽光発電システムを搭載することで快適さと地球思いの環境性能で差別化を図ります。
■テストマーケティングの結果について
昨年先行発売した中部・東京・近畿では3地区とも高い評価を得ており、(1)購買層は30~45歳で30歳前半が最も多い。(2)中心価格帯は3000~3200万円。(3)契約に至った共感ポイントとして第1には、LCC(光熱費・メンテナンス費等)を大幅に削減する等の環境性能が評価され、また、外観の意匠性の評価も高かったことが分かりました。
当社は、環境・快適・安心をキーワードに住宅事業を展開しており、太陽光発電システムの累積販売棟数は№1の実績を誇りますが、「環境のセキスイハイム」を際立たせるにはさらに環境性能の向上・進化した住宅の投入が不可欠であると考えます。 |