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プレスリリース

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3階建て賃貸住宅『レトアFⅢパティオ』の発売について

  • ■低ライフサイクルコストによりロングバリュー賃貸を進化
    ■大容量PV&室内置きエコキュート搭載
    ■工場生産による戸建レベルの確かな品質を実現

2011年5月19日
積水化学工業株式会社

積水化学工業株式会社 住宅カンパニー(プレジデント:高下貞二)は、準耐火3階建て賃貸住宅『レトアFⅢパティオ』(レトアエフスリーパティオ)を開発、5月26日(木)より全国発売(沖縄・積雪地域除く)します。

当社ではロングバリュー賃貸住宅「レトアシリーズ」について、昨年7月に住宅事業参入40周年記念商品としてフラッグシップ商品となる3階建て賃貸住宅『レトアFⅢ』を発売。これまでの技術・ノウハウを結集し、「ファミリーが満足して永く暮せる戸建て感覚の居住性能の実現」をキャッチフレーズに商品化しました。今回発売する『レトアFⅢパティオ』は、新設計の中階段(パティオ)を設けることでプライバシーを確保しつつ居住空間の拡大を図るなど、ファミリー賃貸層への対応を強化。さらに太陽光発電システム(以下PV)の大容量化やオール電化対応などによる入居者満足の向上はもちろん、オーナーの長期安定経営も目指しています。

『レトアFⅢパティオ』の特徴

1.低ライフサイクルコストによりロングバリュー賃貸を進化

『レトアFⅢパティオ』では、タイル外壁等高い耐久性の外装材を採用し、外部修繕費用を大幅に削減。また、傷に強く経年変化が少ないため内部の修繕費用が軽減できる「メラミン化粧板」をキッチンや玄関等の傷みやすい部分に採用しました。さらに、パティオタイプとすることで小規模物件(6世帯)での建築費削減が可能となり、ロングバリュー賃貸を一層進化しました。

2.大容量PV&室内置きエコキュートを搭載

セキスイハイムは、これまでに10万棟を超えるPV搭載実績があります。賃貸住宅についても同様に積極的にPV搭載を進めており、搭載規模で建物1棟につき平均8.5㎾、搭載率は契約ベースで7割に迫る勢いです。『レトアFⅢパティオ』でも大容量搭載を強化。中階段部分の屋根に搭載が可能となることで、6世帯建物1棟での総発電量は12㎾超を可能としました。この結果1戸あたりの発電量も約2㎾を実現でき、光熱費を大幅に削減できます。エコキュートの給湯タンクを室内置きできるようになったことも特徴の一つ。これにより特に3階部分の使用感(給湯レスポンス)の向上を図ることができました。

3.工場生産による戸建レベルの確かな品質を実現

一般的な賃貸住宅では、長く経営を続けると空室の発生や家賃低下など様々な問題が生じます。『レトアFⅢパティオ』は、工場生産による戸建レベルの優れた環境・快適・安心性能を実現。資産として永く価値を繋ぐ、ロングバリュー賃貸経営が可能となります。

■開発背景と商品コンセプト

賃貸住宅市場では、郊外や地方都市を中心に空室率が増加し、20%に迫ろうとしていますが、その一方でファミリー層が満足する広い賃貸住宅が不足し、需給状態にギャップがある状態です。また、永く住み続けたいと思っている入居者は、戸建てと同等レベルの居住性能を持つハイグレードな賃貸住宅を求めています。そうした中、従来主流だった2階建て賃貸住宅を3階建てとすることで、大型プランのファミリー向け賃貸となり、より入居者に選ばれやすく、長期安定経営が可能な賃貸住宅とすることが可能となります。

昨年7月に発売した3階建て賃貸住宅『レトアFⅢ』は、耐火性能の高い外壁等の採用により60分準耐火をクリアしたほか、オートロックエントランス、床遮音L55仕様を用意(今回の『レトアFⅢパティオ』では標準採用)するなど、安心性能や居住性能を一段とレベルアップしました。また、収納提案を充実するなど、子育て世代をターゲットに多彩なプランを用意しています。新商品『レトアFⅢパティオ』では、中階段(パティオ)タイプとすることで敷地を有効利用し、都市部での建て替え需要の掘り起こしを図ります。

■『レトアFⅢパティオ』の特徴

(1)低ライフサイクルコストによりロングバリュー賃貸を進化

ロングバリュー賃貸は、構造体はもちろん内外装材や設備、さらに賃貸経営を行う上での不安要因を軽減する各種サービスを盛り込んでいます。中でも、メンテナンスや修繕の費用は、オーナー様の安定経営を損なう大きな要因の一つ。『レトアFⅢパティオ』では、タイル外壁等高い耐久性を有する外装材を採用することで、外部修繕費用を大幅に削減します。さらに、経年変化が少ない「メラミン化粧板」をキッチン、洗面、玄関、エアコン、テレビ周辺等傷みやすい部分に採用。更新・修繕コスト低減を図ります。

『レトアFⅢパティオ』では、中階段(パティオ)タイプとすることでプライバシーを確保しつつ居住面積を増やすことができるようになり、ファミリー層に向けたプランに対応しやすくなりました。小規模物件(6世帯)での建築費削減が可能となり、ロングバリュー賃貸を一層進化しました。また、中階段の採用により、雨掛かりのない共用部が実現。これに伴い大型屋根全面への大容量PV搭載も可能となりました。

(2)大容量PV&室内置きエコキュートを搭載

当社では、戸建て住宅を中心に累計10万棟を超えるPV搭載住宅ナンバーワンの供給実績があります。賃貸住宅についても同様に積極的にPV搭載を進めており、搭載規模で平均8.5㎾、搭載率は契約ベースで7割に迫る勢いです。『レトアFⅢパティオ』でも大容量搭載を強化し、中階段部分の屋根に搭載が可能となることで、6世帯建物1棟での総発電量は12㎾超を可能としました。この結果1戸あたりの発電量も約2㎾を実現でき、光熱費を大幅に削減できます。

『レトアFⅢパティオ』では加えて、エコキュートの給湯タンクを室内置きとすることができるようになりました。これにより特に3階部分の使用感が向上。暖かいお湯が出てくるまでに時間がかかるといった、従来までの使い勝手の悪さを解消しています。

(3)工場生産による戸建レベルの確かな品質を実現

セキスイハイムの構造躯体(ユニット)は、工場で大半を作り、現場で組立てるのが特徴で、耐久性に優れた高品質な住宅です。『レトアFⅢパティオ』も戸建レベルの耐久性と品質を徹底的に追求しています。

一般的な賃貸住宅では、長く経営を続けると空室の発生や家賃低下など様々な問題が発生します。『レトアFⅢパティオ』は、工場生産による戸建レベルの優れた環境・快適・安心性能を実現。資産として永く価値を繋ぐ、ロングバリュー賃貸経営が可能となります。

■優れた耐震性能

『レトアFⅢパティオ』は、セキスイハイム独自の耐震システム「GAIASS」(ガイアス)を採用しました。これにより、品確法で最高ランクの耐震・耐風等級「3・3・2」を実現できます。

■ロングバリュー賃貸を支える体制とシステム

当社では、住生活基本法(2006年6月施行)を機にわが国の住宅政策が量から質へと転換したことを背景として、賃貸集合住宅の分野でもこれに対応して、2007年7月に「レトア07モデル」を基幹商品として開発。「ロングバリュー賃貸住宅」という思想の下、積極的に展開してきました。

具体的には、「建物品質を保証するシステム」として
(1)独自の建物履歴管理スタックシステム(トレーサビリティ)
(2)業界最長クラスの20年長期保証制度
(3)定期診断無償の60年間長期サポートシステム「サービス品質を保証するシステム」
(4)一括借り上げシステム&家賃保証
(5)各専門家とのソリューションネットワーク
(6)邸別情報を全て管理しているストリームシステム
(7)メンテナンスなどのコストを抑えるリノベーション・リハイムシステムの構築
などを提案。
「いつまでも資産として価値を生み続けることができる」ことを目的に「ロングバリュー賃貸住宅」を支える体制とシステムを構築しています。

賃貸住宅は長期安定経営がポイント。それを支えるのが管理会社による一括借り上げシステムや家賃保証などの仕組みです。当社では独自の「オーナーサポートシステム」を展開し、建物の定期点検や定期診断と連動させて経営を診断し、賃貸住宅経営をサポートしていくバックアップ体制を構築しています。家賃市場の変化や空室リスクに対応するほか、管理・運営をグループ会社 のセキスイハイム不動産とその関連会社・協力会社で請け負うトータルなサービスシステムも構築しています。

*当社が2011年2月に実施した一般アパートオーナーに対する調査によりますと、一括借り上げシステムを利用しているのは3割弱とまだまだ少数派。当初の収支計画が、経営開始の早い段階から変更されるケースが多いこともわかりました。また、メンテナンス、リフォームプランの提案については「提案されていない」が5割超もあるなど、管理会社の課題も明らかになりました。

■販売価格と販売目標

販売価格は3.3㎡52万円台から
(ファミリータイプ6世帯延べ床面積368㎡、1世帯あたり61.3㎡)。PV設置費用は別途。
販売目標は2011年度100棟を計画しています。

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