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新コンサルティングサービス『スマートハイムFAN』運用を開始

  • ■業界初の電力使用量全邸コンサルティングでお客様ごとに最適な節約提案を実施
    ■無理せずより効果的な省エネ生活を可能とする住まい方を提案

2011年9月8日
積水化学工業株式会社

積水化学工業株式会社 住宅カンパニー(プレジデント:高下貞二)は、これまでに当社のセキスイハイムをお建ていただいたお客様向けに現在の「おひさまハイムFAN」に加え、新コンサルティングサービス『スマートハイムFAN』の運用を10月1日からスタートします。

当社では、太陽光発電システム(以下、PV)搭載数が今年4月に10万棟(新築およびリフォーム)を突破しました。さらに独自の省エネ空調システム「快適エアリー」などの搭載を提案することで、環境への配慮はもちろん、快適性や省エネ性、経済性を兼ね備えた住宅の普及に努めてきました。その一方で、WebサービスとしてPVを搭載したセキスイハイムにお住いのお客様を対象とした「おひさまハイムFAN」※を立ち上げ、PVの活用と光熱費に関するコンサルティングを中心にサービスを展開。PVに関する独自のノウハウを蓄積し、省エネ生活を可能にする住まい方提案を行ってきました。

また、今年4月には、今後のスマートハウス普及を先取りするかたちで、コミュニケーション型ホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)「スマートハイム・ナビ」をPV採用邸へ標準搭載した次世代住宅「スマートハイム」を発売。今回の新コンサルティングサービス『スマートハイムFAN』については、「スマートハイム・ナビ」を積極的に活用することで、従来以上の価値あるサービスと提案を行っていきます。これにより、当社とお客様の間で双方向のコミュニケーションが可能となり、光熱費に関するコンサルティングはもちろん、快適性と経済性のバランスのとれた生活、さらには地球環境に優しい暮らしを実現していただくための、具体的で適切なご提案が可能となります。このコンサルティングを実施することで、15%の電力量削減、20%の光熱費削減が可能になると見込んでいます。

『スマートハイムFAN』の概要

1.業界初の電力使用量全邸コンサルティングでお客様ごとに最適な節約提案を実施

クラウド型HEMS「スマートハイム・ナビ」は、測定された住宅内の電力(消費&発電)情報を自動集約し、データセンターで蓄積・管理。使用状況や分析結果をお客様宅のパソコン上に「見える化」します。お客様が自ら電力の需給状況や光熱費を詳しく把握することにより、快適性と経済性のバランスのとれた、より効率的な省エネ生活が可能となるよう支援します。全て自動で行われるため、お客様に作業上の手間をかけることなくサービスを提供できることから、将来的にはPV採用の全てのお客様を対象にした大規模なコンサルティングサービスとすることを目指しています。

2.無理せずより効果的な省エネ生活を可能とする住まい方を提案

『スマートハイムFAN』では、省エネ生活の方法を具体的な家電製品の使い方(ON・OFF・温度設定・タイマーの設定など)に落とし込んで説明し、実践した場合の効果を電力量や電気代として提示。どの設備機器の使用を工夫すればより省エネで、光熱費を削減できるかまでご提案することができます。また、月毎に省エネ結果をメールで自宅のPCや携帯にご報告、無理なく楽しく継続することができます。さらに、「スマートハイム・ナビ」の使い方や省エネのコツや季節毎の使いこなし情報などさまざまなお得な情報が満載したメールサービスも行います。スマートハイム・ナビユーザーが増えれば増えるほど情報の蓄積量、分析精度が上がるため、今後は内容の充実に積極的に取り組みます。

  • ※2006年より、当社のPV搭載(新築およびリフォーム)住宅にご入居のお客様を対象に光熱費コンサルティング等を実施、総会員数は約6,000名。おひさまハイムFANはセキスイハイムのPV搭載邸ならどなたでもご利用できます。今回のスマートハイムFANはスマートハイム・ナビをつけていただいた方限定の自動サービスです。

■『スマートハイムFAN』運用開始の背景

3月11日に発生した東日本大震災とそれに伴う一部地域の計画停電等により、PVや風力発電などクリーンエネルギーの活用や節電に関する社会的な関心が高まり、一般家庭においても節電への取り組みが積極的に行われるようになりました。しかし、その一方で「どのようにすれば効果的な節電が可能なのか」「どうすれば快適性を損なわずに節電することができるのか」などといった声があるのも事実です。また、東日本大震災以前にも温室効果ガス削減の社会的な要請や国の後押しもあり、PVの普及が急速に進みましたが、PVの活用と効果的にCO2削減や光熱費削減を行うための手法にまで踏み込んだ提案はあまり行われていないのが現状です。

当社では、PV搭載住宅のトップランナーとして2006年から「おひさまハイムFAN」を立ち上げ、お客様に対するPVの活用と光熱費削減に関するコンサルティングを展開してきました。そのノウハウを活かし今回、クラウド型HEMS「スマートハイム・ナビ」を駆使した新コンサルティングサービス『スマートハイムFAN』の運用を開始することにより、お客様に対して快適さを損なわない節電のあり方や、より光熱費削減ができる生活スタイルなど、従来以上の価値ある提案を行なってまいります。

■『スマートハイムFAN』の概要

1.業界初の電力使用量全邸コンサルティングでお客様ごとに最適な節約提案を実施

クラウド型HEMS「スマートハイム・ナビ」は、当社とお客様をインターネット上で繋ぎ、運用管理するクラウド技術を使ったコミュニケーション型HEMSです。測定された住宅内の電力(消費&発電)情報を自動集約し、データセンターで蓄積・管理。使用状況や分析結果をパソコンや、スマートフォン上に「見える化」します。お客様自らが電力の需給状況や光熱費を詳しく把握することにより、快適性と経済性のバランスのとれた、より効率的な省エネ生活を送れるよう支援します。初期設定を行うだけで、その後は全て自動で行われるため、お客様に設定変更などの手間をかけることなくサービスを提供できることから、将来的には全てのPV搭載のお客様を対象にした大規模な省エネコンサルティングサービスとすることを目指しています。お客様の自宅と冷暖房機器、家族構成等類似した他邸の平均値を比較(将来的には地域や建物の大きさ毎にも比較などに発展予定)。月毎に改善できる省エネポイントをわかりやすくお知らせします。

また、クラウドの特性を活かし、PCやスマートフォンの活用により「いつでも」「どこでも」最新の情報をご提供することができます。今後は、快適エアリーや空気工房など、セキスイハイムオリジナル空調設備(快適エアリー・空気工房)の省エネ情報や、住宅メーカーならではの住まい方の工夫も順次アドバイスを開始します。さらに多くのお客様のデータを、蓄積し解析することで、今後は、地域別や延べ床面積、気象条件などのデータなどを加味し、より正確なコンサルティングの実施を目指します。

2.無理せずより効果的な省エネ生活を可能とする住まい方を提案

一般的な省エネの住まい方提案は、一般的な省エネ行動のアイデアの羅列のみとなっているケースが多いものです。『スマートハイムFAN』では、お客様の生活に即した省エネ生活の方法を具体的な家電製品の使い方(ON・OFF・温度設定・タイマーの設定など)に落とし込んで説明し、それを実践した場合の効果を電気代として提示します。例えば消費エネルギーの目標値は家族構成と設備機器に合わせて自動で目標値が設定されるため、どの設備機器の使用を工夫すればより省エネで、光熱費を削減できるかまでご提案することができます。また、月毎に省エネ結果をご報告するので、省エネを無理なく楽しく持続させることができます。コンサルティングだけでなく、スマートハイム・ナビの使い方や省エネのコツやエアコン、空調機器の季節毎の使いこなし情報などさまざまなお得な情報が満載したサービスも行います。スマートハイム・ナビユーザーが増えれば増えるほど情報の蓄積量、分析精度が上がるため、それを活かしたコンテンツやサービス内容の充実に積極的に取り組んで参ります。

<スマートハイムFANのコンテンツ>

『スマートハイムFAN』では当初、以下のコンテンツからスタートします。
(1)春夏秋冬省エネテクニック
家電製品には、瞬間的に大きな電力を消費するものと消費電力は小さくても、長時間使うものなど様々なタイプがあります。『スマートハイムFAN』では、それぞれの家電製品の特性に応じた賢い使い方を提案します。
(2)ナビ機能使いこなしガイド
スマートハイム・ナビの使いこなしテクニックを伝授。
(3)ナビ採用邸インタビュー
スマートハイム・ナビの利用法や省エネ術、暮らし方の工夫、その成果など、全国に広がるご入居者様へのインタビューを通じて、新たな省エネテクニックの気付きの機会を作ります。

<参考:おひさまハイムFANとの違い>

『スマートハイムFAN』は、(1)自動集計が可能、(2)月毎、日毎の分析が可能で精度も向上、(3)全邸に対してコンサルティングが可能であるため、従来の「おひさまハイムFAN」と比べて、より価値ある提案を行ないます。

■目標会員数

2011年度は、7500邸。2012年度以降毎年1万5000邸ずつの増加を計画しています。

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