セキスイハイムの特長
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積水化学工業株式会社 住宅カンパニー(プレジデント:高下貞二)は、鉄骨系住宅『Newパルフェ』を7月2日(月)より全国(沖縄・北海道・一部積雪地域除く)で発売します。
当社では今年4月、大容量ソーラー+HEMS「スマートハイム・ナビ」+定置型大容量リチウムイオン蓄電池「e-Pocket(イーポケット)」の3点セットを搭載した「進・スマートハイム」を発売しました。蓄電池の採用と省エネコンサルティングサービスの進化によって、エネルギーの自給率を高める環境性、光熱費ゼロ以下を目指す経済性を毎日の暮らしの快適性と両立させ、災害時に電気が使える安心性も備えた暮らしを提供できるようになりました。大容量ソーラーについては「ソーラー住宅建設棟数№1」としてギネス世界記録TMに認定されるなど、業界ナンバーワンと自負していますが、「進・スマートハイム」により、蓄電池を含むスマートハウス分野で業界のトップランナーとなるべく展開を進めています。
新商品『Newパルフェ』は、この「進・スマートハイム」仕様に加えて、建て替えをお考えのお客様が住まいに求める要素を強化した商品です。耐震仕様の強化のほか、節電や節水メニューも強化して家計の負担をより軽減。さらに独自の全室空調により家全体で温度差が少なく健康的な空間を提案し、プライバシー配慮のための高性能遮音床(L-55)を用意するなど、二世帯住宅を含む建て替えの多様なニーズに対応しています。また「新レジデンスタイル」によるメンテナンス性に優れながら洗練された外観、新しい屋上空間の導入など、魅力・快適空間の導入も特徴です。
懸念される巨大地震に備え、引き戸や収納扉、サッシなどの耐震仕様を強化。脱落の危険性を軽減しました。また、震度7クラスの実大耐震実験を行い、構造体の安全性はもちろんのこと、室内の安全性も確認しました。
「進・スマートハイム」仕様(大容量ソーラー+HEMS「スマートハイム・ナビ」+定置型大容量蓄電池の3点セット)に加え、より高い節電・節水効果を有する最新省エネ仕様を採用。省エネ性が高い温水暖房便座や浴槽保温フタ、LED照明(玄関灯など屋外照明)で節電効果を高めるほか、必要洗浄水量の少ない便器やキッチン・洗面の自動水栓化など細やかな節水配慮を行い、水道代まで含めた光熱費ゼロを目指します。
建物全体で温度差が少ない快適環境を実現するため、独自の全室空調「新快適エアリー」を導入。高性能フィルターを備えた第一種換気による空気清浄機能も有しています。さらに、業界トップクラス高性能遮音床(L-55)を用意し遮音性の向上も提案。二世帯住宅であっても、家族みんながストレス少なく健康的で快適に暮らせるよう配慮しました。
彫りが深く格調高い「新レジデンスタイル」を開発。高級感がありながらコストダウンを実現した外壁材で省メンテナンスの住まい提案を強化。また庇の出幅を抑えた「ウォールパラペット」を追加し、外観バリエーションを拡大しています。
部分傾斜屋根を活用して小屋裏や屋上利用を実現する「コンファティック」、ユニット間のスペースを拡張し、敷地やプランに対応する「離し置き工法」を導入しました。建築コストの上昇を抑えながら空間のゆとりを拡大し、コストパフォーマンスを高めています。
昨年の東日本大震災、また巨大地震の予測報道などの影響で、地震に強い住宅がこれまで以上に求められるようになりました。同時に、これまで遠くに暮らしていた親世帯と子世帯が近居したいという意向も増えており、「同居・二世帯」の住まいが注目されています。
また、原発事故や燃料費上昇の影響、消費税増税議論や年金不安などの背景もあり、環境に優しく、かつ家計負担を軽減できる住宅へのニーズも高まっています。
新商品『Newパルフェ』は、これらのニーズに応えるため、4月に発表した「進・スマートハイム」を当社のロングセラー「パルフェ」に融合させるとともに、建て替え・二世帯のニーズに対応する仕様を強化し、「耐震」「省エネ」「健康・快適」を高いレベルで実現。ゆとり空間とコストパフォーマンスの両立も実現した商品です。
今後の巨大地震の発生に備え、建具やサッシの耐震仕様を強化しました。引き戸は転倒しづらい「上吊り」仕様に統一化。腰高より上にある収納開き扉には耐震ラッチを標準装備。衣類収納などの扉の上下を固定する「ピボット」も脱落、転倒に対する仕様強化を行いました。さらにサッシ(開口部)については、脱落防止の樹脂製耐震ブロックを採用しました。これらの仕様について震度7クラスの実大耐震実験(東日本大震災・水戸観測点の地震波を1.75倍まで増幅=「品確法 耐震等級(倒壊)3」の1.73~2.15倍に相当)にて安全性を検証。外れ等がないことを確認し、揺れによる2次被害軽減を更に進めました。
また、構造体は強靱な鉄骨ユニットと高性能外壁により、耐震等級3.3.2を実現するハイブリッド耐震システム「ガイアス」を採用。上記の実験ではユニット構造体には損傷がなく、外壁に補修可能なレベルの損傷があった程度であり、その安全性が再確認されました。
先進の「進・スマートハイム」仕様(大容量ソーラー+HEMS「スマートハイム・ナビ」+定置型大容量蓄電池の3点セット)を展開。さらにより高い節電・節水効果を有するアイテムも導入。省エネ性が高い温水暖房便座や浴槽保温フタ、LED照明(玄関灯など屋外照明)で節電効果を高めるほか、必要洗浄水量の少ない便器やキッチン・洗面の自動水栓化など細やかな節水配慮を行い、トータルの光熱費を削減します。これらによって築30年の一般住宅に比べ、水道を含めた光熱費で年間約40万円お得な暮らしが可能となります。
独自の全室空調「新快適エアリー」を新たに開発しました。従来の「快適エアリー」は、床下大空間に設置したヒートポンプ式空調が最も活用度の高い1階LDKのメイン空調として冷暖房・除湿を行い、2階はサポート空調として、補助エアコンを必要とするシステムでしたが、「新快適エアリー」では2階にもヒートポンプ式の集中型冷暖房ユニットを設置。家じゅうの居室全てで個別エアコンを不要にしながら温度差を少なくすることが可能になり、快適性とインテリア性を高めました。
また、花粉を99.9%、NO2は80%以上除去できる高性能フィルターを備えた第一種換気システムも装備。幼児や高齢者も健康的に過ごせる住まいを提供します。
さらに、業界トップクラス高性能遮音床(L-55)を用意し遮音性にも配慮。これにより、親・子世帯で上下に生活空間が配置されることが多い二世帯住宅であっても、家族全員が気兼ねなく暮らしやすいようにしました。
『Newパルフェ』では外壁素材に「新レジデンスタイル」を開発。彫りが深く格調高い質感表現とコストダウンの両立を実現したタイル外壁で、再塗装の手間もなく、将来のメンテナンスコストの削減にも効果を発揮します。また庇の出幅を抑えた「ウォールパラペット」を追加し、すっきりと洗練されたイメージの外観を実現。従来の邸宅感ある「SQ庇」と合わせることで外観バリエーションを拡大しています。
建て替えを行う際に課題となることとして、敷地の狭さや厳しい建築条件などがあります。それに対応するため、部分傾斜屋根(「台形ユニット」)を活用して屋上利用や小屋裏収納を実現する「コンファティック」を導入しました。
「コンファティック」によって、1、2階の面積が限られるような状況下でもゆとりあるプランを提案できます。さらに傾斜屋根部分にもソーラーパネルを設置でき、屋上利用と大容量ソーラーの設置の両立も可能です。
また、水平方向のゆとり実現のため、ユニット間のスペース(236㎜)を拡張する「離し置き工法」を導入しました。延べ床面積を調整しやすくなり、各種設備や居室のゾーニングのバリエーションも拡大。これにより使いやすいサニタリーやゆったりした和室など、ゆとりのある空間提案が可能となります。ユニット数が変わらない、もしくは減らせるケースもあるため、建築コスト(総額)の上昇を抑えながら空間のゆとりを拡大し、コストパフォーマンスを高めています。
当社では(1)【完全分離】世帯をしっかり分けたプライバシー重視の暮らし、(2)【一部共有】共有と独立のバランスがとれた合理的な暮らし、(3)【共有】生活全てを共有するオープンな暮らし、の3タイプの基本ゾーニングに加え、8種類の同居タイプ(息子親、娘親との同居など)に分け、二世帯の暮らしを提案。立命館大学教育開発推進機構 隂山英男教授の子育てノウハウを採用しご好評いただいている「かげやまモデル」も提案プランに積極反映させます。子育てを親・子世帯共同で行うというニーズはもちろん、震災後に顕著となった家族がともに暮らす安心感を訴求し、『Newパルフェ』ならではの新しいベネフィットをご提案します。
販売価格:3.3㎡あたり69万円台から
モデルプラン140.7㎡(42.6坪)、新レジデンス、ウォールパラペット、新快適エアリー、ソーラー4.18kw、蓄電池5.53kwh搭載
販売目標:今年度1,400棟、2013年度2,900棟
「進・スマートハイム」は、高気密・高断熱の躯体性能をベースに、大容量ソーラー+HEMS+定置型リチウムイオン蓄電池で構成されます。搭載するリチウムイオン電池「e-Pocket」は屋外に設置するタイプ。蓄電池をPVも含む電力網に系統連系することで充電、放電の切り替えなどを自動化しており、お客様に操作上の負担をかけないように配慮しています。停電時にも自動で蓄電池から電力が供給されるように切り替わります。
●非常運転モード
停電時に「e-Pocket」から自動で電力を供給。日中はPVで発電する電力を使用します。余った電力は「e-Pocket」に充電しておくことで夜も電力を使用できます。大容量PVである程、日中の天候の影響を低減できます。
●経済モード
昼間は大容量ソーラーの電力で生活し、余った分を電力会社に売電。朝晩は電力料金がお得な前日の深夜のうちに貯めておいた電力を使うスタイル。単価の安い深夜電力をフルに活用できるという特徴を生かした仕組みで、電力のピークカットの面で社会貢献度が高いモードです。
●グリーンモード
日照時間帯はPVで発電する電力で、夜間は蓄電池に貯めたPV余剰電力を使い、足りない分を電力会社から購入するスタイル。自家発電による自然エネルギー中心の暮らし方が可能なモード。大容量PVである程エネルギー自給率が高まります。
コミュニケーション型HEMS「スマートハイム・ナビ」は当社とお客様をインターネット上で繋ぎ、運用管理するクラウド技術を使った仕組み。測定された住宅内の電力(消費&発電&充放電)情報を自動集約し、データセンターで蓄積・管理。使用状況や分析結果をパソコンやスマートフォン上に「見える化」します。お客様自らが電力の需給状況や光熱費を詳しく把握できるほか、快適性と経済性のバランスのとれた、より効率的な省エネ生活を送れるよう当社より支援します。お客様の自宅と冷暖房機器、家族構成等類似した他邸の平均値を比較(将来的には地域や建物の大きさ毎にも比較など発展予定)。月毎に改善できる省エネポイントをわかりやすくお知らせできることが特徴であり(アドバイスの種類:約3万パターン)、これは現在、当社にしかできない機能となっています。
また、クラウドの特性を活かし、PCやスマートフォンの活用により「いつでも」「どこでも」最新の情報をご提供することができます。「進・スマートハイム」の発売を契機に、蓄電池の充電量と放電量などの情報を蓄積・管理します。PVの発電は日照時間帯に限られており、PVの発電電力を有効活用するにはユーザーが発電時間に合わせる必要がありました。一方、蓄電池に関してはユーザーの電力消費にあわせた充放電ができるため、両者の組み合わせにより宅内の電力の有効活用の可能性は広がります。ただし、活用するには時間毎のより細かな電力管理・コントロールが必須になります。「進・スマートハイム」では、PVの発電状態・蓄電池の充放電状態がひと目でわかるようになり、最適に管理・活用できます。