セキスイハイムの特長
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積水化学工業株式会社 住宅カンパニー(プレジデント:高下貞二)と当社調査研究機関である株式会社住環境研究所(所長:倉片恒治、千代田区神田須田町1-1)は、このほど「スマートハイムナビおよびスマートハイムFANサイトの利用実態調査」を共同で行いました。
「スマートハイムナビ」は業界に先駆けて昨年4月に発売した「スマートハイム」に標準搭載。家庭における電力の「見える化」だけでなく、当社とお客様との双方向のやり取りで、光熱費コンサルティングサービスができるコミュニケーション型のホームエネルギーマネジメントシステム(以下HEMS)です。コンサルティングの窓口となる「スマートハイムFAN」では、月毎に省エネ結果をメール報告しているほか、どの機器の使用を工夫すれば、より省エネができ、光熱費を削減できるかなどをコンサルしています。
今年4月の蓄電池を搭載した「進・スマートハイム」の発売に伴い、蓄電池をより有効活用できるように「スマートハイムナビ」をバージョンアップ※、(1)見える化機能の強化(2)ウェブサイト「スマートハイムFAN」のコンサルティング内容の充実(3)設備見守りサービスを開始するなど、省エネや光熱費削減をよりスムーズに行えるようにしています。
今回の調査は「スマートハイム」発売から1年を経過し、スマートハイムナビ、スマートハイムFANがどのように利用されているのか、どう評価されているのかを調査したものです。
スマートハイムナビの利用頻度は、「ほぼ毎日」19%、「週に数回」41%で60%が週に1回以上利用しています。スマートハイムFANも、「ほぼ毎日」が12%、「週に数回」が45%で、6割弱が毎週1回以上の利用となっています。
スマートハイムナビ設置邸では、「節電・節約に努めるようになった」63%、「やや節電・節約に努めるようになった」29%、「変わらない」7%で、9割以上が節電・節約するようになったとしています。
節電を促進する機能としては、「スマートハイムナビの見える化機能」が65%と高く評価されており、月1回配信する電力使用実績メールも「必ず見ている」51%、「まあ見ている」31%と見える化機能の閲覧を促しています。
今夏も電力不足の懸念から節電が求められていますが、スマートハイムナビ設置邸では、電力消費のピーク時間帯である午前9時~午後5時に「かなり節電する」55%、「まあ節電する」42%と回答しており、97%が節電する意向です。
蓄電池への関心は、「かなり関心がある」46%、「ある程度は関心がある」50%で、96%が関心を示しており、かなり関心があるは1年前に比べて12ポイントも上昇しています。
調査目的:スマートハイムナビ、スマートハイムFANサイトの利用実態の把握
調査対象:2011年10月~2012年5月初旬までにスマートハイムナビの使用を開始したセキスイハイム太陽光発電システム採用邸
調査地域:全国
調査手法:郵送アンケートとウェブアンケート
調査期間:郵送アンケートが2012年6月7~23日、ウェブアンケートが6月6~18日
有効回答:郵送アンケート1013(回答率66%)、ウェブアンケート391(回答率25%)
スマートハイムナビの利用頻度は、「ほぼ毎日」19%、「週に数回」41%、「月に数回」23%で60%が週に1回以上利用しています。スマートハイムFANの利用は、「ほぼ毎日」12%、「週に数回」45%、「月に数回」26%で若干ナビの利用頻度が高いのが特徴。
年代別に見たナビの利用頻度は、「ほぼ毎日」は60代以上29%、50代26%、40代21%、30台以下14%、FANの利用も「ほぼ毎日」は50代の19%がトップ、60代以上と40代が11%、30代以下10%で、どちらも中高年層が利用しやすいことがうかがわれます。
スマートハイムナビの機能で最も評価が高い(役に立っている)のは「太陽光発電・売電量把握」で49%。次いで「時間別の電力把握」41%、「部屋・機器ごとの電力把握」36%、「電力のリアルタイム把握」32%、「消費電力が電気代換算される」31%。
発電量や使用電力量など日ごと、時間ごとの変化や部屋・機器ごとの違いを把握できる点など、バリエーションに富んだ機能が、スマートハイムナビの利用を促しているようです。
スマートハイムナビ設置邸では、「節電・節約に努めるようになった」63%、「やや節電・節約に努めるようになった」29%、「変わらない」7%で、9割以上が節電・節約しています。
スマートハイムナビやスマートハイムFANの利用頻度が高いほど節電傾向が高く、<節電・節約に努めるようになった>は「ほぼ毎日」利用の人で71%、「週に1回」の人で63%、「月に数回の人は50%、利用頻度が高いほど節電に努めています。FANサイトについても同様の傾向を示しています。太陽光発電システムを採用したことに加え、スマートハイムナビやスマートハイムFANサイトの利用効果も大きいことがわかります。
<今後の節電に役立つか>の問いには、スマートハイムナビが「とてもそう思う」26%、「まあそう思う」59%、スマートハイムFANが「とてもそう思う」18%、「まあそう思う」62%で、大きな期待を寄せています。
期待の高いスマートハイムナビ、スマートハイムFANですが、節電を促進する機能としては、「スマートハイムナビの見える化機能」の評価が最も高く65%、次いで「スマートハイムナビで設定した目標に対する達成度合い」35%。「FANの省エネアドバイス」24%、「FANでの他邸との比較」18%、「FANでの事例紹介」14%と続いています。見える化だけでなく、目標設定や、コンサルティング機能が節電を促していることが確認されました。
月1回配信する電力使用実績メールも「必ず見ている」51%、「まあ見ている」31%。このメールは簡略化したコンサルティング情報を掲載、見える化機能の閲覧を促しています。このようなサポート体制が果たす役割も大きいといえます。
コンサルティング機能に対する要望としては、「基本料金を含めた電気料金表示」53%、「生活スタイルが自邸に近い他の邸との比較」46%など(図表略)。さらに詳細で精度の高い情報やアドバイスを求めています。
スマートハイムナビ設置邸の今夏の節電はピーク時間帯に行う意向がかなり高いのが注目されます。電力消費ピーク時間帯の午前9時~午後5時に「かなり節電する」55%、「まあ節電する」42%で、97%が節電する意向です。
蓄電池への関心は、「かなり関心がある」46%、「ある程度は関心がある」50%で、96%の人が蓄電池に関心を示しており、かなり関心があるは1年前に比べて12ポイントも上昇しています。
蓄電池のエリア別の関心度<かなり関心がある>のは1位が「東北」の61%、次いで「首都圏」59%、「北海道」57%。各エリアとも昨年に比べると蓄電池への関心が高まっています。
「スマートハイムナビ」を活用した独自の省エネコンサルティングサービス「スマートハイムFAN」の本格運用を昨年10月から開始。快適性と経済性のバランスのとれた生活、地球環境に優しい暮らしを無理なく実現していただくための具体的なご提案を行っております。
具体的には、この夏の電力需要ピーク(12-15時)時にどのぐらい貢献(発電電力量-自家消費電力量=売却電力量)できるかを試算し夏期間限定(7/22~8/31)で日ごと更新公開していきます。
(太陽光発電搭載の当社住宅10万5885棟の電力貢献度(当社推計)を公開。参考までに7/29(日)のピーク時1時間あたりの電力貢献度は135MWhでした。)
上記は、HEMSを利用してムリせず省エネ生活を実現するための指南サイト「みんなのスマートハイム」http://www.zero-club.net/内で公開しています。
その他にも、子供向けに節電意識を高めるためのコンテンツやスマートハイムご入居者のレポートブログなどを公開し、限られた電力を有効に活用するための住まい・暮らし提案を行います。
HEMS「スマートハイムナビ」の瞬間値画面に家電の消費電力(W)を表示させ、「省エネ電卓」というWEBアプリにゲーム感覚で入力してもらいながら、お子様の節電意識を高める学習コンテンツ。家電の消費電力の違いを知り、運転モードの違いで、どのぐらい消費電力(W)が増減するかを調べると、その電力値が原油換算・CO2削減量などの環境貢献数値に換算されます。
また、その調べた結果を記入できるフォーマット(プリントアウトして夏休みの自由研究として学校への提出を想定)も用意。WEBアプリ「省エネ電卓」は、パソコンのほか、スマートフォンでも利用できます。
加えて、HEMS「スマートハイムナビ」採用していない邸でも家電の消費電力が調べられる「エコワット」での調べ方も紹介しています。