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70th

― 国が推進する高齢者介護の地域包括ケアシステム構築に貢献 ―
地域密着型医療連携拠点
『オアシス在宅療養支援センター』を開設

2017年5月30日
積水化学工業株式会社
セキスイオアシス株式会社

積水化学工業株式会社 住宅カンパニー(プレジデント:関口俊一)のグループ会社であるセキスイオアシス株式会社(代表取締役:岸英恵、本社:名古屋市瑞穂区豆田町3-11-2)は、地域密着型医療連携拠点『オアシス在宅療養支援センター』を6月1日(木)に開設します。 『オアシス在宅療養支援センター』は、国が推進する「地域包括ケアシステム」の構築に貢献するため、地域の介護保険医療系サービス、医療機関と連携し在宅復帰支援、在宅継続支援の強化を図ります。

地域密着型医療連携拠点『オアシス在宅療養支援センター』の概要

『オアシス在宅療養支援センター』が提供する『療養通所介護』は通所介護の類型の一つであり、難病、認知症、脳血管疾患後遺症等の重度要介護者またはガン末期患者を対象にしたサービスです。

同センター内の療養通所介護にて看護師が常時ケアに当たり、地域の医療機関、訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所と連携し、重度の要介護状態にある在宅療養者が住み慣れた地域で在宅療養生活を継続できるよう、総合的に支援します。

所 在 地 名古屋市瑞穂区瑞穂通5-19 番地 シーアイマンション瑞穂1階C号
面  積 約80㎡
企画・運営 セキスイオアシス株式会社
事業 内容 ①療養通所介護
②訪問看護 ※オアシスセンターから移転予定
ア ク セ ス 地下鉄桜通線「瑞穂運動場西駅」から徒歩1分
職 員 数 2017年6月1日開設当初6名
(訪問看護を担う看護師をメインに2019年度30名体制を計画)

■『オアシス在宅療養支援センター』開設の背景

我が国では現在、急速に高齢化が進み、介護を必要とする方の増加が見込まれていますが、少子化・核家族化などにより、家族だけで介護を支えることは困難な状況にあります。

このため、国では介護を必要とする状態になっても安心して生活が送れるよう、介護を社会全体で支えることを目的として、2000年に「介護保険制度」をスタートしました。しかし、医療介護負担は過度な状況にあり、入院患者の増大→在院日数の短縮化加速→在宅復帰(退院)という構図が明確となり、退院後の行き場に困る高齢者とその家族が増えている状況です。一方、医療機関と連携して在宅復帰の調整を図れる介護事業者がまだ少なく、退院先が特別養護老人ホームや有料老人ホームなどになるケースが増大し、自宅に帰れない高齢者はもちろん、その家族の経済的負担、介護現場の負担度を高めています。

このような状況を改善するために厚生労働省などが中心となって取り組んでいるのが、「地域包括ケアシステム」の構築です。これは、高齢者が“住み慣れた地域”で介護や医療、生活支援サポート及びサービスを受けられるよう市区町村が中心となり、「住まい」「医療」「介護」「生活支援・介護予防」を包括的に体制整備するものです。『オアシス在宅療養支援センター』は、「セキスイオアシス㈱」が運営する在宅介護サービス事業所「オアシスセンター」の10年以上に及ぶ高度なノウハウを生かし、地域の医療機関などと連携することで、高齢者が自宅に帰れる『自宅復帰』を実現するために設立するものです。

■「セキスイオアシス株式会社」の事業展開について

「セキスイオアシス㈱」は2004年の設立以来、名古屋市瑞穂区にある高齢者向けの在宅介護サービス事業所「オアシスセンター」を運営。在宅復帰支援、在宅継続支援を掲げて、デイサービス、居宅介護支援、訪問看護ステーションを中心に在宅介護サービス事業を担ってきました。また、顧客のニーズに合わせて、失語症者専用デイサービス、認知症対応型デイサービス、介護予防専用デイサービスなど、サービス内容の充実を図ってきました。2012年、宿泊ニーズに応えるために小規模多機能型居宅介護をスタート。2015年には医療管理を強化するために看護小規模多機能居宅介護に変更しました。さらに、「オアシスセンター」で蓄積したノウハウを活用するべく、2016年、「オアシスセンター」の隣区にサービス付き高齢者向け住宅「ハイムガーデン熱田」を開設し、運営しています。

「オアシスセンター」は2004年の開設から現在までで、900名弱の地域の高齢者が利用。自立から要支援、要介護、ターミナルケースまで幅広い高齢者を対象としています。セキスイオアシス社の職員数は現在、48名。看護師6名、理学療法士1名、介護福祉士20名、ケアマネージャー有資格者11名で、看護・介護・リハビリの多職種協働で運営しています。この度開設する『オアシス在宅療養支援センター』は、職員数6名でスタートし、2019年度には訪問看護を担う看護師をメインに増員し、30名体制で担う計画です。

■積水化学工業 住宅カンパニーの高齢者事業について

積水化学工業 住宅カンパニーでは高齢者事業をフロンティア事業と位置づけ、育成を図っています。

この度設立する「オアシス在宅療養支援センター」については「オアシスセンター」と同じく、今後、その運営から得られる知見を、セキスイハイムグループの『ひとづくり・システムづくり・ものづくり』の展開に活用していく考えです。

高齢者事業全体では、サービス付き高齢者向け住宅をメインとする高齢者向け施設・住宅の建築請負事業と介護・生活支援サービス事業を軸として強化・拡大し、2019年には、高齢者向け事業での売上120億円(高齢者向けサービス事業40億円、建築請負事業80億円)を目指しています。

<セキスイオアシス㈱会社概要>
設   立 2004年4月1日
資 本 金 2,000万円(積水化学工業株式会社 100%出資)
代 表 者 代表取締役 岸 英恵
売 上 高 約2億円(2017年3月期)
従 業 員 数 48名(2017年4月)
事 業 内 容 介護保険法に定める在宅介護サービス業及びサ付き運営事業
本社所在地 〒467-0864名古屋市瑞穂区豆田町3-11-2(オアシスセンターも同じ)
セキスイオアシス社のサービス一覧と対象顧客像
  •  オアシス社の既存サービス
  •  オアシス在宅療養支援センターのサービス

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