セキスイハイムの特長
理念
展示場・イベントのご案内
積水化学工業株式会社 住宅カンパニー(プレジデント:関口俊一)は、格調高い外観デザインの実現とライフサイクルコスト(以下、LCC)をより一層低減した、鉄骨系ユニット住宅の新型『パルフェ』を、2018 年 7 月 21 日(土)より全国(北海道、沖縄、および積雪地域を除く)で発売します。『パルフェ』は 1983 年の発売以来、累計 23 万棟を超える建築実績を誇るセキスイハイムの基幹商品です。
当社は、2017 年~2019 年度の中期経営計画「SHIFT2019-Fusion-」の中で、住宅事業における戸建てシェアアップの施策の一つとして「価格帯別商品ラインナップの強化」を進めることとしています。今回の新型『パルフェ』は、主に中高額層を中心とした商品として位置づけ、建て替え需要への対応強化を図ることを狙いとしています。
1.外装メニューの拡充と大開口が醸し出す格調高く多彩な外観
中高額層のお客様の外観へのこだわりに応えるため、深い陰影を生み出す「インナーキャンチバルコニー」、「オーバーハングバルコニー900」を開発。ご好評をいただいているオリジナルデザイン外壁「レジデンスタイル」との組み合わせにより、格調高い外観を実現しました。また、片流れ屋根(以下、コンファティック)のバリエーション拡充により、多彩な外観と小屋裏やロフトなどプラスαの室内空間を創出しやすくなりました。
さらに「ボックスラーメン構造」の特性を活かし、構造体に負荷をかけることなく最大幅5m40cm※1、最大高さ 2m40cm※2の大開口を実現し、屋内の解放感を向上。玄関ドアの高さも従来から約 20cm 高くし、邸宅感のある豊かな外観デザインを実現しました。
これらの大開口を採用しながらも、高断熱仕様の玄関ドアを標準化することで、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)断熱基準に対応し、高い省エネ性と快適性を実現しています。
2.主要外装部材の耐久性強化により LCC をさらに低減
お客様に永く安心してお住まいいただくために、コンファティックの屋根、台形ユニットの屋根、ペントハウス(塔屋)の屋根、バルコニーの床下地をステンレスへ仕様統一。主要な外装部材の耐久性を強化し、LCC のより一層の低減を実現しました。
3.コストパフォーマンスが高い新型 VtoH システムの導入によりエネルギー自給自足がより身近に
EV(電気自動車)の更なる本格普及に備え、従来の VtoH(Vehicle to home)システムよりもコストパフォーマンスの高い単独設置型のバリエーションを新たに追加。環境に優しく災害に強いエネルギー自給自足型住宅がより身近になりました。
当社は、2017 年~2019 年度の中期経営計画「SHIFT2019-Fusion-」の中で、住宅事業における戸建てシェアアップの施策の一つとして「価格帯別商品ラインナップの強化」を進めることとしています。
2017 年 4 月にはボリュームゾーン向けに木質系ユニット住宅の『グランツーユーV』を発売、同年 7 月には鉄骨系ユニット住宅の『スマートパワーステーション GR』、2018 年 4 月には新型『スマートパワーステーション FR』を発売。低~中価格帯の商品を強化してきました。今回、セキスイハイムの基幹商品である新型『パルフェ』の発売により中~高価格帯商品を強化することで、建て替え受注の増加も狙います。
1.外装メニューの拡充と大開口が醸し出す格調高く多彩な外観
中高額層のお客様の意匠性に対するこだわりにお応えするため、以下 3 点の外観強化を行いました。
①新型バルコニー
2 種類の新型バルコニーを開発。屋根と外壁で囲われた「インナーキャンチバルコニー」、従来のバルコニーより最大 90cm の張り出しが可能となった「オーバーハングバルコニー900」により、陰影感のある格調高い外観をつくることができます。これらのバルコニーの採用により生み出された軒下空間は内と外をつなぐ空間として、ゆとりとくつろぎを創出します。
②コンファティックのリニューアル
フラット屋根の一部に片流れ屋根を追加するコンファティックのバリエーションを拡充。小屋裏収納やロフトなどプラスαの室内空間が提案しやすくなりました。また、コンファティックは外観上のアクセントにもなり、より多彩な外観をつくることができます。
③大開口
筋交いが必要のない「ボックスラーメン構造」の特性を活かし、構造体に負荷をかけることなく最大幅 5m40cm※1、最大高さ 2m40cm※2の大開口を実現しました。これにより、解放感が高まり、従来に比べ約 20cm 高くなった玄関ドアとともに、邸宅感のある豊かな外観をつくり出すことができます。
なお、これらの大開口を実現しながらも、高断熱仕様の玄関ドアを標準化することで、ZEH 断熱基準に対応し、高い省エネ性と快適性を実現しています。
2.主要外装部材の耐久性強化により LCC をさらに低減
住宅にかかるコストは建築費だけではありません。光熱費やメンテナンス費など、「住んでから」かかる費用も含めた LCC を考えた家づくりが大切です。当社ではこれまで、高耐久タイル外壁、高耐久ステンレス屋根を導入し、LCC の低減に努めてきました。
今回、コンファティックの屋根、台形ユニットの屋根、ペントハウス(塔屋)の屋根、バルコニーの床下地をステンレスへ仕様統一。主要な外装部材の耐久性を強化し、LCC のより一層の低減を実現しました。
3.コストパフォーマンスが高い新型 VtoH システムの導入によりエネルギー自給自足がより身近に
EV の更なる本格普及に備え、今回、普及型 VtoH システムに VtoH スタンド※3単独設置のバリエーションを追加し、コストパフォーマンスを高めました。このことにより、一層多くのお客様にエネルギー自給自足型住宅をお選びいただけるようになりました。
当社「PV 搭載住宅の VtoH 利用の実態把握」調査(2018 年 6 月 13 日発表)から、自家用車として EV を利用している方は、走行による電力利用量が EV の蓄電能力に対し 2 割程度と少なく、EV の蓄電能力のさらなる活用が見込めるということがわかりました。VtoH システムを採用し、住宅と EV 間で電力融通を行うことで、走行だけでは使いきれなかった電力を家庭内で利用することが可能になります。そのため、EV に搭載されている蓄電容量を最大限に活用することができ、EV の価値は飛躍的に向上します。
今回、単独設置型のバリエーション追加により、VtoH システムが従来以上に導入しやすくなり、より多くのお客様に環境に優しく災害に強い家をお選びいただけるようになりました。
販売目標 : 年間 2,000 棟を計画(初年度 1,800 棟)
※1:開口幅 90cm から 3m60cm の窓を 2 枚以上組み合わることで最大幅 5m40cm になります。
※2:天井高 2m55cm を選択した場合に限ります。
※3:EV への充電、及び EV にためた電力の家庭内への放電を行う設備
※4:EV 在宅時、最大合計約 6,000W、200V の電源が利用可能
※5:EV 在宅時、事前に計画したコンセントで最大約 2,500W、100V の電源が利用可能