セキスイハイムの特長
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展示場・イベントのご案内
積水化学工業株式会社 住宅カンパニー(プレジデント:神𠮷利幸)は、太陽光発電システム搭載住宅20万棟達成※1を記念して、2019年4月27日(土)より、エネルギーの自給自足を目指す当社「スマートパワーステーション」シリーズの新商品として、『スマートパワーステーションアーバン』を全国(北海道、沖縄および一部離島地域、並びに積雪地域を除く)で発売いたします。
当社住宅カンパニーでは、ESG 経営※2を推進し、環境問題及び社会課題の解決、盤石な経営基盤の構築を事業の成長力として位置付けています。『スマートパワーステーションアーバン』はこのような考え方のもと、エネルギー自給自足型住宅でありながら高コストパフォーマンスを実現し、新開発の「シフトジョイント工法」により敷地対応力を向上させることで、幅広い層のお客様に、環境に優しく、経済性と災害時の安心を両立させた商品をご提供するものです。
1.狭小間口にも対応した高コストパフォーマンスなエネルギー自給自足型住宅※3
『スマートパワーステーションアーバン』は、従来の「スマートパワーステーション」シリーズと同様、太陽光発電システム(以下「PV」)と定置型リチウムイオン蓄電池「e-Pocket(イー・ポケット)」(以下「蓄電池」)、コンサルティング型ホーム・エネルギー・マネジメント・システム「スマートハイム・ナビ」(以下「HEMS」)の3点セットを標準搭載。エネルギーの自給自足を目指すとともに、近年多発している自然災害による停電にも備えることができます。
これまで建築現場で行っていた作業工程の工場への取り込みやユニット配置のパターン化により、PV、蓄電池、HEMSの3点セットを標準搭載しながら、高コストパフォーマンスを実現しました。環境性、経済性と災害時の安心を両立したエネルギー自給自足型住宅をシニア層から若年層まで幅広い層のお客様にご提供します。また、本商品は経済産業省のZEH+R強化事業の要件に標準で対応しています。
2.新開発の「シフトジョイント工法」により敷地対応力が向上
ユニットをずらして配置すること(以下「雁行配置」)ができる「シフトジョイント工法」を新たに開発しました。ボックスラーメン構造の特長を活かし、耐震性能を維持したまま雁行配置が実現できます。さらに、当社独自の「αプランニングシステム※4」に新たなバリエーションを加え、これらを組み合わせることで、狭小間口にも対応でき、より一層の敷地の有効活用が可能となりました。都市部の間口が限られた敷地でも建物の内部まで採光と通風が確保でき、屋内と屋外がつながる、明るく心地の良い暮らしをご提案いたします。
3.「ジオマイト外壁」の新規導入によりデザインバリエーションを拡充
強さとしなやかさを兼ね備えたオリジナル外壁材「SFC」ボードシリーズに、深い彫りと陰影感が特徴の「ジオマイト外壁」(2柄)を新たに導入、光を受けて色味を反射する素材(偏光性マイカ)を用いた2色のプレミアムカラーを加え、デザインのバリエーションを拡充しました。
当社は、現中期経営計画「SHIFT2019-Fusion-」の中で、住宅事業における戸建てシェアアップの施策の一つとして「ボリュームゾーン攻略に向けた新商品の投入」を進めています。2017年4月、木質系ユニット住宅の「グランツーユーV(ファイブ)」を発売。今回、新たに鉄骨系ユニット住宅『スマートパワーステーションアーバン』を発売し、さらなるシェア拡大を目指します。
また、当社のPV搭載住宅は1997年の発売開始以降、出荷棟数が累計で20万棟を超え※1、多くのお客様に再生可能エネルギーを利用した暮らしをご提供しています。この度の『スマートパワーステーションアーバン』の発売により、市場のボリュームゾーンにおいてもエネルギー自給自足型住宅のご提案を進め、環境性と経済性を両立させた住まいの一層の普及に取り組みます。
1.狭小間口にも対応した高コストパフォーマンスなエネルギー自給自足型住宅※3
『スマートパワーステーションアーバン』は、PVと蓄電池、HEMSの3点セットを標準搭載したエネルギーの自給自足を目指す当社「スマートパワーステーション」シリーズの新商品です。
日常は自宅のPVで発電した電力を使用することで、電力の購入を軽減でき経済的に暮らせます。さらに蓄電池により、生活に必要な最低限の電力を停電時においても確保※5 でき、近年、多発している自然災害等による停電にも備えます。
また、工場で屋根パネルを居室ユニットに取り付け建築現場へ搬入することや、ユニットの配置をパターン化することで、現場施工の工数を削減し、PVと蓄電池、HEMSの3点セットを標準搭載しながらも高コストパフォーマンスを実現しました。深刻化している大工・職人不足、人件費高騰などの影響にも対応します。なお、本商品は経済産業省の「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスを活用したレジリエンス強化事業」(ZEH+R)の要件に標準で対応しています。
2.新開発の「シフトジョイント工法」により敷地対応力が向上
雁行配置を可能とする「シフトジョイント工法」により、新たな敷地や空間の使い方をご提案します。
一般的に、シンプルな形状の建物に比べると雁行配置の建物は耐震性が劣るとされています。「シフトジョイント工法」は、数百年に一度の地震※6に耐えうるユニットを使用しているため、雁行配置にした場合でも耐震性能を維持できます。さらに、当社独自の「αプランニングシステム※5」に新たなバリエーションを追加し、これらを組み合わせることで、狭小間口にも対応でき、より一層の敷地の有効活用が可能になりました。
間口の限られた敷地では、通常、採光や通風が室内まで十分にいきとどかないこともありますが、「シフトジョイント工法」を活用することで、隣地との間に空間が生まれ、採光や通風を確保し、明るく開放感のある暮らしをご提案することが出来ます(イメージ1)。
また、「シフトジョイント工法」を用いて雁行配置の建物にすることで、「Active Terrace」と「Private Garden」の2つの屋外空間を創出します。
Active Terrace:光を感じるテラス
ユニット工法の特長を活かし連続した開口を設置することで、LDKとつながりのあるテラスをつくることができ、室内との一体感や広がりを感じる空間のご提案も可能になりました(イメージ2)。
Private Garden:こもり感のあるガーデン
道路から離れており建物に囲まれた空間のため、バックヤードや坪庭として外部の視線を気にせず過ごすことができます。キッチンと隣接させ、お子様の遊び場にすれば、料理をしながら見守ることもできます。車の往来を気にする必要がないため、安心してご活用いただけます。
3.「ジオマイト外壁」の新規導入によりデザインバリエーションを拡充
強さとしなやかさを兼ね備えたオリジナル外壁材「SFC」ボードシリーズに、厚みと彫りの深さ、陰影感が特徴の「ジオマイト外壁」を導入し、新たなデザインをご提案します。
外壁の柄には、丸みのある彫りがランダムに配置されやさしく端正な印象の「シルフィーレリーフ」、岩石状の大判ピースを敷き詰めたような荒々しくシャープな印象の「ガイアレリーフ」と、イメージの異なる2種類をご用意しました。外壁色は、「偏光性マイカ」を用い鉱石の輝きを帯びたプレミアムカラーのマイカシリーズ(2色)を加え、全8色をご用意し、デザインバリエーションを拡充しました。
販売目標 : 年間1000棟