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セキスイハイムセキスイハイムの木の家 グランツーユーV

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建てる前に知っておきたい木の家コラム

木の家にとって大切な
高断熱・高気密とは?

夏は涼しく、冬は暖かい暮らし

一般的な住宅の建築に使われる部材の中でも、木材は熱が伝わりにくいことをご存知でしょうか?この特長が、高断熱・高気密の家づくりに貢献しています。

自然素材である木が持つ力と、現代技術が融合することで、四季を通じて快適かつ省エネな暮らしを実現できます。この記事では、夏も冬も気持ちよく過ごせる木の家づくりのポイントをご紹介します。

木の家を高断熱・高気密にするメリット

まず言葉の定義をここで確かめておきましょう。「高断熱」とは、室内と屋外の熱移動を防ぎ、暑さ・寒さの影響を受けにくくする性能が高いことを指します。一方、「高気密」とは、家の隙間が少なく、空気の出入りを防ぐ性能が高いことを指します。

高断熱・高気密の木の家のメリットは大きく3つあります。

① お財布にやさしい
外気温の影響を受けにくく室内の温度を保ちやすいため、冷暖房効率が良くなり光熱費が抑えられます。

② 身体にやさしい
外気温の影響を受けにくい家は、居室と廊下などの温度差が生じにくくなります。そのため、身体への負担が少なく、小さなお子さんやお年寄りの方も安心して快適に生活ができます。

③ 家にやさしい
屋外から室内への冷気の侵入を抑制するため、寒い冬でも壁や窓から室内が冷えることを防ぎます。その結果、結露しにくく、家が長持ちしやすくなります。

3つの「やさしさ」を備えた高断熱・高気密の家

高断熱・高気密の木の家をつくるための
ポイント

高断熱・高気密の木の家をつくるために押さえておきたいポイントは3つあります。

ポイント①|良い素材の断熱材を、丁寧に施工する

高断熱・高気密を実現するためには、「どんな」素材を「どのように」施工するのかがポイントになります。断熱材は、大きく分けてグラスウール、ロックウール、発泡プラスチック系の3種類。素材の特徴を理解し、適切に施工することが大切です。

● グラスウール
グラスウールは、リサイクルガラスなどを高温で溶かし、繊維状に加工してつくられる断熱材です。繊維と繊維の間に空気を含み、層をつくることで熱を伝わりにくくしています。また、ガラスが原料のため燃えにくく、万が一燃えてもアスベストのような有害物質が発生する心配もありません。

● ロックウール
ロックウールは、天然の鉱石を熱で溶かし、繊維状に加工した断熱材です。原料には、高炉スラグや玄武岩、安山岩などを使用。これらの鉱物原料は水を含みにくいため、湿気に強いという特長があります。断熱材の中に水分が溜まらないことで、重みで繊維が下にズレ落ちにくくなり、安定して断熱性能を保てます。

● 発泡プラスチック系
発泡プラスチック系断熱材は、プラスチックを主成分とし、内部に無数の泡やガスを閉じ込めた構造が特徴です。代表的な種類には「硬質ウレタンフォーム」や「ビーズ法ポリスチレンフォーム」があります。板のような形状でつくられることが多く、軽さと硬さを両立している点が特長です。気泡の密度や配置が工夫され、軽量ながらも圧力に耐えられる強度が確保されています。

これらが代表的な断熱材の種類です。

また、断熱材を適切に施工することも重要です。断熱材のカット不良があると隙間ができ、断熱性能が低下してしまいます。逆に無理に詰め込むと、湿気がこもってカビが生えてしまうことも。素材そのものの性能を落とさない、丁寧な施工が大切です。

ポイント②|高性能な窓ガラスやサッシを選ぶ

窓は、室内の水蒸気が窓表面で冷やされることによって結露が発生しやすいなど、外気の影響を受けやすいので注意が必要です。

● 窓ガラス
一般的な単板ガラスは熱を伝えやすいため、断熱性は低くなります。一方でペアガラス・トリプルガラスは空気の層ができるため、断熱性が高くなり、結露の防止にもつながります。

● サッシ
よく使われるアルミサッシは熱が伝わりやすいため、住宅性能に大きな影響を与えます。しかしアルミ樹脂複合サッシ・樹脂サッシなどを採用することで、窓からの熱の出入りを少なくすることにつながります。

ポイント③|凹凸のない間取りにする

延床面積は同じでも、外気に触れる面積が違う

凹凸のある間取りよりも、真四角な形状の間取りの方が、面積は同じでも外気に触れる面積が減る

同じ延床面積の場合、L字やコの字に比べて、シンプルな真四角の形状のほうが高断熱・高気密になります。理由は2つあります。

まず、外気に面する壁の面積が少ないほど、熱の出入りを抑えられるからです。断熱性能によって壁から逃げる熱や、入ってくる熱の量は抑えることができますが、そもそも熱の出入りが発生する箇所を減らすことは有効です。

また、気密性の視点からも真四角な形状は優れているといえます。凹凸の多い形状であるほど、角や繋ぎ目が多くなり接合部に隙間ができやすくなるためです。

セキスイハイムの木の家は、
高断熱・高気密を実現

セキスイハイムでは工場内に多様なサイズの断熱材を準備し、職人が適切な形で隙間なく施工※1するため、断熱性の低下につながる断熱材の無理な詰め込みやカット不良によるズレ・隙間を防ぎます。高い断熱性能を追求した結果、断熱等級6標準化※2を実現。年間を通じて快適に暮らせます。

  • ※1建築現場で充填する断熱材もあります。
  • ※2省エネ地域区分5~7地域で展開する平屋・2階建ての戸建全商品が対象です。プランや一部採用メニュー等の条件によっては、断熱等級6に適合しない場合があります。

また、家の隙間は、床・壁・天井のつなぎ目や、コンセント・配管まわりなど、見落としがちな場所に発生します。そのため、セキスイハイムではテープ貼りなどの気密処理を行い、工場で隙間の大半をしっかりふさいでいます。細かな気密処理を念入りに行うことで、外気の侵入や熱の出入りを防ぎ、高気密な住まいを実現できます。

断熱材の取り付け

断熱材を取り付ける職人

コンセントの気密施工

コンセントの気密施工をする職人

工場で家づくりの大半を行っているからこそ、実現できる高断熱・高気密な木の家。快適かつ省エネな暮らしを実現できる、これからの時代にふさわしい住まいです。

グランツーユーVの断熱・気密性能について
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