「家族の生活のための場」から「新しい価値を生み出す場」に。
さあ、人生と世界を豊かにしてくれるような“住まい”を、
想像することから、はじめてみましょう。
いま、「有形資産」だけでなく、「無形資産」が注⽬されています。
無形資産の代表的なものは、スキル、知識、友⼈、家族、⾁体的・精神的健康、ネットワークなど。
「家を持つ」だけでなく、居⼼地のよい住まいと地域は憧れの的となります。
「家に住まう」ことで、その地域の住環境にも貢献することは、巡り巡って不動産の価値を⾼めることにもつながります。
無形資産を蓄積していくには、時間の使い⽅も⾒直す必要があります。
多様なネットワークや価値観を持ち、そこに時間を使うこと。
ゆくゆくそれがあたり前になれば、⽂化になっていくと思うのです。
無形資産は「よい⼈⽣」を送るうえで価値があるだけでなく、「⽂化」となって新しい価値をつくっていく。
住まい⽅が多様になる時代に、地域や他者に⽬を向け、無形資産作りを考えてみることが⼤切です。
「ダイバーシティ」という⾔葉はいまや広く知られています。
あらゆる世代、性別、国籍、⾔語、障害などの違いを包み込んでいく多様性の社会のこと。
⼈⼝減少や少⼦⾼齢化などが進む中、⾼齢者への⽣活⽀援、介護・育児に関する相互扶助地域、 治安の向上や災害時対応など、そこに住む⼈同⼠が助け合ってさまざまな課題へ対応することがコミュニティに求められています。
コミュニティが育つことで、他者への受容性も育まれます。
100⼈いれば100⼈が違うあたり前を持っています。
お互いを認め合うこと、受け⼊れ合うこと、そして活かし合うことができれば、そこには将来への明るい可能性が広がります。
いまの時代、家が「住まい」以上の付加価値をもっている。
新しい出会いや⽣きがい、助け合い、コミュニティが⽣まれる場なんです。
「テクノロジーと融合した家」はこれからますます進化していきます。
これからは、暮らす⼈⾃⾝が⾏っていたアクションの⼤半を⾃動でコントロール。
数多くのセンサーから収集するさまざまなデータを学習することによって、住⼈が快適な毎⽇を過ごせるようにサポートする。
距離も縮めてくれます。
家にいる⼈と、家にいない⼈、離れた地域に暮らす家族がシームレスにつながる。
会話は認知症のリスク低減にもつながると⾔われますが、テクノロジーによってもっと会話が活性化されます。
テクノロジーとの融合によって、快適な毎⽇を約束してくれる「家」はやさしくなる。
その結果、家につつまれる「⼈」もやさしくなるし、前向きになる。
そういうアップデートってあたたかいですね。
これからの「⼈⽣100年時代」には、居住する家族の⼈数の増減や成⻑、ワークスタイルの変化など、さまざまな変化が訪れます。
経年劣化や昨今の災害対策としてのリフォームがこれまではほとんどでしたが、暮らし⽅を変えたい、⽣き⽅を変えたいと思ったとき、リフォームやリノベーションをして住まいの環境や空間をがらりと変えてみるのは効果的かもしれません。
「環境や空間を変える」ことで、⾃分も家族が変わっていく。
「⾃分や家族が変わる」ことで、家そのものも⾃然と変わっていく。
これからのリフォームやリノベーションは、⽇々の時間を豊かにし、⼈⽣を好転するための変化。
家もいっしょに歩きながら⼈⽣をサポートしてくれる、そんな感じです。
MAKE LIFE BETTERに必要なのは、「⽣き⽅と共にある住まい」という視点だと思います。
ものを⼤切に⻑く使う。環境を破壊しないものを選ぶ。
エネルギーを無駄にしない。⾷べものを無駄にしない。共有できるものはシェアする。
⾃分の⽣活で何を選ぶか?が⼤切。だけど、知識がないと選択の基準がわかりません。
⾃分が使うものや⾷べるものの背景を知ることってあたり前のことです。
サステナブル、持続可能という⾔葉は未来へのキーワード。私たちには、地球の環境を壊さず、資源を使いすぎることなく、次の世代へと豊かな⾃然を守っていく責任があります。地球に暮らすひとりひとりがこうした環境問題について考え、できることを少しずつ実⾏していくことがとても⼤切です。
そこで、「つながる」こともポイント!同じ街で同じ問題意識をもつ⼈たちとのつながりが⽣まれると、⼀緒にゴールに向かう感覚で楽しく、活発になるはず。⼩さな⾏動でも輪になってつながれば、世界を変える⼤きな⼒になるはずです。